2011年01月
2011年01月30日
SONY α55 SAL70300G
何て事無い、地味なルリビタキが日の丸なだけの写真ですが
ボクとしてはちょっとお気に入りだったりしますw
この杭は駐車場と森との仕切りの杭なので、この背景と絡めて撮るために
逃げられないかワクワクテカテカしながら駐車場から森の中の方に
じわじわとにじりよって撮りましたw
タイトルの事。
ボクが鳥を撮影しに行く場所では、青くキレイなオスのルリビタキより
圧倒的に写真のような地味な色の固体が多いのです。
いつも、何でだろ?オスは何処に居るのだろ?と疑問に思っていたんですが
若オスは生後3年ほどはメスとよく似た地味な色だというだけの事で
今までに見たメスだと思っていた地味ルリ達は、実は若オスもそれなりの数が
混ざっていたのだろうなと思います。
写真の固体は、
・何となく翼角辺りが青っぽい?
・脇のオレンジが鮮やかかな?
・媚斑が出そうな感じ?
という、かなりグダグダな「気がする」ってだけなんですが
もしかしたら、若オスなのかも?と思ったりします。
全く確証無しです(^_^;
野鳥の寿命ってそんなに長くは無さそうですよね。
もしこの固体がオスなら、立派なブルーを身に纏ったこんな姿になって
更にはもっと深い瑠璃色になるまで育って欲しいですね。
(01:00)
2011年01月29日
2011年01月28日
2011年01月27日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
一心不乱に種子をついばみ続けているのはウソです。
いや、ホントですw ウソという名前の鳥です。
嘘のような名前のウソは、嘘のような由来でウソと名付けられました。
澄んだ鳴き声が人の口笛と似ている事から、口笛を吹くという意味の
古語の「うそ吹き」からきているそうです。
春先になると、梅や桃、桜では特にソメイヨシノの芽を好むようで
群れで寄ってたかって芽や蕾を食い荒らすので、害鳥扱いに
される事もあるようです。
ぐにょ~ん
こちらの事など全く意に介さず、かなり長時間こんな状態だったようですが
さらに撮影を辞めて車で横を通り過ぎても尚食べ続けていましたw
これほど悪食だと、こりゃ確かに害鳥扱いされてもしかたないかも…
(01:00)
2011年01月26日
Canon A630
石垣島のヒルギ群落のあるマングローブ干潟。
潮が引くと現れる広大な干潟に、パチンコ玉より
少し小さめの砂の球が無数に現れます。
以前、ミナミトビハゼのエントリで紹介した干潟です。
写真左下の辺りにコメツキガニが居ます。
なかなか見事な保護色ですねぇ。
後ろ向きですが、眼と眼の間から砂の球を持っているのが
見えています。わかるでしょうか?
横から見ると、こんな感じ。
このように、上の方に持ち上げてクルクルと球を作り
ハサミで切り取るようにポイと廃棄します。
この砂の球、お察しの通り食事跡です。
砂の中の珪藻類や微生物、有機物を濾し摂って食べた後の砂を
このように球状にまとめて廃棄しているのです。
言ってみれば干潟自体の濾過装置の一部とも考えられますね。
コメツキガニの無数の巣穴は、砂の中への空気の補給にも役立ち
砂の撹拌も促されます。
また潮が満ちてくると砂球は崩れ、砂には微生物や有機物が補給されます。
育ったコメツキガニは、鳥等の上位生物に捕食され、系は連鎖していきます。
何かを察知して巣穴にスッと戻るのですが、ジっとしていると
またすぐに出てきて団子作りをはじめます。
この砂団子を次々と作っていく様子は、見ていて飽きませんね。
しかし、しゃがみこんでボ~っと砂面を眺めていると
はたから見たら、さぞかし不審者なんでしょうねw
(01:00)
2011年01月25日
2011年01月24日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
樹液を舐めている、このカワイイまん丸な小動物は何でしょう?
リス?ヤマネ?モモンガ?まさかハムスター?
引っ張ってもしょうがないので、とっととこの小動物の正体を明かしましょう。
エナガです。
立派な鳥ですw
ボクはこの写真だけ見せられても、これが何なのか、まさか
鳥だという事さえわからないかもしれませんw
真横から見たらこんな感じ。
小さな身体に尻尾が長く、薄いブドウ色をしたかわいらしい鳥ですね。
よくシジュウカラ等と混ざって群れで移動しています。
本来は、昆虫やクモ等を主食としていますが樹液や果実も好むようです。
小さな身体なだけに身軽に幹や枝を縦横無尽に移動しまくりなので
撮影するには、被写体ブレとの戦いです。
枝等を走るように移動する様子は少しコゲラに似ているように感じます。
落ち着くのを待っていると、あっという間に群れごと違う樹に移動して
行ってしまうので、素早く撮影してしまう事が大切ですねw
写真のように何かを見つけて食べている時がチャンスです。
(01:00)
2011年01月23日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
カワセミなど獲物を丸呑みしてしまう肉食の鳥は、消化出来なかった
骨や甲羅、ウロコ等を塊にして後でまとめて吐き出します。
この塊を、ペリットと言います。
普通に使うペレットという言葉と発音の違いだけで意味は同じでしょうかね。
この動作、犬や猫を飼っている人には想像がつきやすいかと思います。
お腹に溜まった毛玉を吐き出すアレとよく似ています。
ペリット吐き戻しは2回見ただけですが、カワセミも吐く前は嘴を何度も開け
えづくような動作を繰り返すので、ペリット来ました!ってすぐにわかります。
えづきがピークに達すると、まるでピッコロ大魔王が卵を産む時のように
一気にオエッっと白い楕円球のような塊を吐き出します。
この写真は、またもや日が傾いた時間のうえ日陰なので、SSを稼ぐために
ISOを3200まで上げているので写りは良くないですねぇ。
ボヤキばっかりじゃなく、改心の1枚を紹介できるよう精進ですなぁw
(01:00)
2011年01月22日
SONY α55 SAL70300G
英名でKingfisher
キング オブ 漁師
すなわち、魚獲りの王様な訳ですね。
そのカワセミの漁法の連続写真です。
10コマ/秒の連写ですが、飛び込みと、飛び出しから着地までの
飛翔スピードの違いがわかって面白いですね。
この場所はギルの幼魚が群れていて、カワセミの絶好の漁場に
なっているようで、ダイブを撮影出来るのはいいのですが、
ご覧のように人工物に囲まれていて絵になりにくい
環境なんですよね(^_^;
おまけに、初ダイブ撮影で色々な失敗もあり、
まともに撮れた写真も無し…
て事で、α55の特徴でもある秒間10連写でダイブの一連の連続写真の
16枚分を使ってシークエンス写真に合成処理してみました。
ピントやSSにかなり課題が残る写真ですが、こうするとちょっとは
面白く見られる写真にごまかせたような、ごまかせてないようなw
(01:00)
2011年01月21日
SONY α55 SAL70300G
ヤマセミを探しに、少し山深い渓谷沿い中心に、日が昇る前の
早朝から探索に出掛けましたが、お目当てには辿り着けず
僅かに残った雪面に残された野性動物の足跡でも撮ってみた。
つもりですが、でもこれネコかな(^_^;
結局、何の収穫もないまま、泣く泣く公園へ移動。
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
雌ならかなり頻繁に出てくるジョウビタキの雄です。
ボクは雄になかなか出会うことがありませんでしたが
ようやく近距離から撮影する事が出来ました。
レフレックスレンズは汚い2線ボケと独特なリングボケ
が出てしまうので、背景が難しいんですよね。
これでも、うっとうしく無いものを選んだんですが少し出てますねぇ。
(01:00)
2011年01月19日
2011年01月17日
2011年01月16日
SONY α55 SAL70300G
池の浅瀬に突き出した石の上にちょこんととまるハクセキレイ。
「印象派のダイサギ」と同じようなシチュエーションですが、
こちらのハクセキレイの方がより繊細な感じですね。
手前味噌ですがw
この時は15:30頃、曇りがちで時々晴れ間がのぞくような日で
撮影時はちょうど雲が切れて青空が水面に反射した瞬間。
周囲の水面が明るくなった分、セキレイが暗く沈んだんですが
この写真には結果オーライ! かな?w
残念なのは右下の方にセンサーゴミが(;´Д`)
友人のカメラのセンサーゴミを見つけて掃除してたのに
よく見たら自分のカメラにもゴミとは…トホホ。
もちろん、ボクのカメラも掃除しておきました。
(01:00)
2011年01月14日
Canon G11
シライトウミウシでしょうか。
なかなか色合いもキレイで、アクアリウムでも人気があるようですね。
ボクも以前飼っていた頃に、こんなキレイなウミウシが付いてるライブロックを
選んで買って、ウミウシ1匹オマケで付いて来てラッキー♪だった事がありました。
ウミウシというだけあって、牛の角のようにしっかり角が立ってますねぇ。
しかし、海牛と漢字で書くとマナティなどのジュゴン目を指すそうです。
カタカナでウミウシならこっちのウミウシ。ややこしいなw
この角のようなものは触角で、写真では見えないですが後ろにある
フサフサなのは鰓。ドリルのような角ですがもちろん柔らかいです。
この撮影地は、こんなに水が緑色をしている場所では無いんですが
背景が緑っぽい岩なのか、こんな色になってますね(^_^;
さらに、ウミウシの左右の淵にパープルフリンジがしっかり出ていますねぇ。
これはクローズアップレンズNO.10の影響が大きいと思います。
(01:00)
2011年01月13日
SONY α55 SAL70300G
キレイに咲いた花の蜜を吸う、大きなオオハナアブ。
その横で、まだ蕾の上でうらめしそうに順番待ちをしているかのような小さな虫。
ハチ?アブ?ハエ?ガ?何の仲間でしょうか。
自然界の上下関係といいましょうか何やら感慨深い物がありますw
(もちろん、たまたま並んだだけでしょうがw)
以前の「綺麗なものには毒がある?」でも紹介しましたが、この70-300Gレンズは
最短合焦距離1.2mですので、テレ端でもレンズ先から1m程度まで寄れるので
なんちゃってマクロで遊べます。
が、やっぱり本物のマクロレンズには憧れますねぇ。
以前は、標準ズーム域のレンズを、いずれはステップアップして16-80Zなどの
Zeissレンズが欲しいなぁと思っていたのですが、今までの標準レンズの出番は
過去の写真を見返してみるまでも無く絶望的に少ないw
次に揃えるなら、ボクの撮影傾向から考えると、やはりマクロレンズでしょうね。
しかし、いつになることやら…(^_^;
(01:00)
2011年01月12日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
成人式に振袖の襟飾りで着飾っている娘さんのようなシジュウカラ。
この写真ではモノトーンで地味に見えますが、本当はもう少しお洒落に
ワンポイントの渋めの色づかいがあるんです。
こんな感じ。
襟足の辺りに鶯色の様な緑がかった渋い色が入っています。
しかし、正面からは黒いネクタイ姿の男の人のようにも見えます。
こんな感じ。
ネクタイの様な黒い模様がお腹まで続いています。
このお尻の下に樹洞があって、この時は出入りしていたのですが
後日行って確かめてみても、営巣はされていませんでした。
ほぼ真上に開口しているので、雨が溜まるでしょうし
巣には向きませんね(^_^;
一年中全国各地で見られるのですが、俳句や短歌などでは
夏の季語としてよく登場するようです。
小林一茶や松尾芭蕉、正岡子規なども詠んでいます。
「むずかしやどれが四十雀五十雀」これは一茶の詠んだ句ですが
とても偉人が詠んだとは、ボクには力不足で良さが理解できません。
しかし、やはりそこには深い何かがあるのでしょうね(^_^;)
ちなみに、シジュウカラとゴジュウカラ、同じカラ類かと思いきや
科の違う別の仲間なんですよね。図鑑で見ても似てもいないw
まだ実際にゴジュウカラは見ていないので、是非とも撮影して
一茶の句をなるほどね~♪ とガッテンしたいもんですw
(01:00)
2011年01月11日
Canon G11
派手派手で、ロボットのような眼をしたモンハナシャコ。
いやぁ~…それにしても凄い眼球ですねぇ。
「コラだろ」って言われてもおかしくない程、不自然な眼球ですw
しかし、この飛び出した眼が弱点で、まずは眼球を食いちぎられ
動けなく弱った所をじわじわと食べつくされる事もあるそうです。
反面、強力な武器も持っています。
ハンマーのような腕(補脚と言います)を持っていて、甲殻類や貝類に
ハンマーパンチを繰り出して、叩き割って食べてしまいます。
ダイバーがちょっかいを出すと簡単に爪を割られる程だそうですね。
ボクも、指を出す事は無いけど、クローズアップレンズNo.10を付けていたら
レンズを割られてもおかしくない距離まで接近するので、接写する場合は
気を付けないといけませんねw
この時は、クローズアップ+4を装着していたので、適度に距離があり
アタックされずに事なきをえました(大袈裟w)
(01:00)