2011年12月
2011年12月30日
2011年12月29日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
知能が高い事でも有名なカラスですが、なるほどと思う事がありました。
カラスが輪ゴムを咥えているのがわかると思います。
黒猫が歩いているのを追いかけながら、ネコの尻尾を狙ってこの輪ゴムを
引っ掛けようと何度も何度も輪投げのように遊んでいました。
ネコは「いい加減にしろ!!」という風に、あまりにもカラスが接近し過ぎた時には
写真のように振り返って威嚇しますが、本気で攻撃しているようでもありません。
カラスもその時はちょっと距離を取りますが、すぐに再開するのです。
カラスはテリトリー意識が強いのですが、輪ゴムを何度も咥えて尻尾に
引っ掛けようとする様子から、テリトリー防衛の攻撃をしている訳では
無いように思えます。
他の動物をからかって遊んでいるのなら、なかなかの知能ですよね。
写真はレフ500なので、いつもながら背景のリングボケが凄まじいですねw
(00:00)
2011年12月28日
SONY α55 Tokina AT-X304
都市公園内の小川に住んでいるヌートリアです。
写真の個体はまだ幼体で、体長20cm程度でしょうか。
上手に泳いで移動していました。
このヌートリア、デカいドブネズミのような姿です。
もちろん日本固有の動物ではなく、戦時に軍服用の毛皮をとる為に
フランスから輸入、飼育されたものが戦後、毛皮価格が暴落した事で
必要が無くなると放逐され野生化、繁殖してしまったそうです。
ヌートリアとはスペイン語でカワウソの毛皮の事だそうで、原産国の南米など
海外ではヌートリアではなく、英名のコイポと呼ばれるようです。
野生化ヌートリアは西日本に多く、特に岡山が日本一の生息数だそうです。
食性は草食で、水草などを食べ、絶滅危惧種のトンボの生息地を破壊したり
野菜、水田の稲なども食べ、穴を掘って巣を作る為に畦や堤防を
破壊される等から害獣に指定され、毎年多くが駆除されています。
イギリスでも繁殖し、10年かかって駆逐、絶滅させたそうです。
在来種と外来種の問題は様々な動植物で、深刻になっています。
直接関わっていないから気安く言える事かもしれませんが、
ただ単に気の毒に思いますね。毛皮をとる為に連れてこられ
価値が下がると今度は捨てられ、それでも野性の世界で
生き延びても、今度は忌み嫌われ駆除対象になるって、
めちゃくちゃ酷い話ですよね。
それにひきかえ、カピバラ。
どっちがどっちかよくわからない感じの動物なのに、カピバラの方は
温泉に柚子まで浮かべて貰って、毎年必ずニュースで取り上げられ
TVにまで出るほど人気者w
ちなみに、簡単な見分け方は、尻尾がネズミのように長いのが
先のヌートリア。尻尾が目立たないのがカピバラ。
(00:00)
2011年12月26日
SONY α55 SAL100M28
物凄く鮮やかなこの花は、「君はクダマキモドキ…かね?」でも
紹介したフランネル草(ビロード草)です。
蜜を吸っているのはヒラタアブの仲間。
体長は1cm強ってところでしょうか。
花の直径が3cm程度しかないのですが、写真では朝顔や
ハイビスカスのように大きな花の様に見えますね。
赤が飽和しているような気もしますが、難しい事は考えないで
パっと見で、色合いのインパクトがあったので良しとしましょうw
(00:00)
2011年12月25日
Canon PowerShot A630
街中ではXmasのイルミネーションが輝いていますが
海の中でも、光を浴びて虹色に煌めくイルミネーションがありました。
これはカブトクラゲでしょうか。
「海中のイルミネーション」でも紹介しましたが、海の中にも
イルミネーションのように見える生き物も割と居るんですね。
イルミと言っても、これらは自発光している訳では無くて
光を反射してそう見えます。
残念ながら、この写真ではわかりにくいですね(^_^;
Canon PowerShot A630
イルミネーションをわかりやすくする為に、ちょっと画像補正が
きつ過ぎて気持ち悪いですが(^_^;
このクラゲの場合は、光を反射する8列の櫛板列を持ち
上部から順にドミノ倒しのように動かす事で推進力を得るので
そこに光が当たると、まるで虹色のイルミネーションが
流れるように見えるのです。
カブトクラゲは珍しい種類ではなく、大発生する事もあるようです。
この時も、まさにその時だったのでしょうね、大量に漂っていました。
人に影響があるような毒は持っていないようで助かりましたw
(00:00)
2011年12月23日
SONY α55 Tokina AT-X304
黒い羽根をもつトンボ、ハグロトンボ。
そのままな名前ですねw
地域や年代によっては、オハグロと呼ぶ事も有るようですね。
写真はオスで、メタリックな青緑の身体で派手ですが、
やはりメスは黒っぽく地味です。
写真で見るとイトトンボのように見えるかもしれませんね。
体長は普通のシオカラトンボ等のような感じですが、
身体の部分が爪楊枝のように細いですね。
写真ではわかりにくいですが、バックは水面です。
AT-X304は円形絞りでは無いので、点光源が近いと
玉ボケに形が出てしまうのがちょっと残念(^_^;
SONY α55 Tokina AT-X304
とまっている時、このように羽根をフワーっと広げたり閉じたり。
まるで蝶のような感じです。
飛び方は、普通のトンボのようにホバリング等はせず
やっぱり蝶のようにパタパタ、ヒラヒラと飛ぶ感じです。
(00:00)
2011年12月22日
SONY α55 Tokina AT-X304
この2羽はペアでしょうか、それとも若鳥と親でしょうか。
この枝の真下に小さな川が流れているので、狩りの
実地訓練でもしているのかもしれませんね。
ヤマセミは警戒心が強く、なかなか近寄らせてはくれません。
カワセミが都市公園の池や、街の川でも居るのに比べて
ヤマセミはやっぱり山間部の渓流などで無いと居ない感じ。
このヤマセミ、ブッポウソウ目カワセミ科なんです。
日本では最大のカワセミ類にあたります。
カワセミの仲間という事は何となくわかりますが、
大まかにはブッポウソウの仲間でもある事はちょっと意外。
ヤマセミは魚類を主に食べるので、昆虫食のブッポウソウとは
食性も全然違いますしね。
ヤマセミを漢字で書くと「山翡翠」。
ちなみにカワセミは「翡翠」で
アカショウビンは「赤翡翠」
(00:00)
2011年12月21日
SONY α55 Tokina AT-X304
この写真は、落ち葉をなにげなく撮っただけですw
…なんですが、なんだかしっとりと艶っぽくていい感じ?っぽい?w
葉が落ちて、鳥が見やすくなってきました。
が、肝心の冬鳥がなかなか居ません(;´Д`)
SONY α55 Tokina AT-X304
綺麗な秋冬色に染まった木々をバックに、すまし顔で
ポーズを決めているのは「謎の小動物!? 」でも紹介したエナガです。
この時もシジュウカラやメジロなんかと一緒に賑やかに移動していきました。
このエナガ、漢字では「柄長」と書きます。
小さな体で尾羽が長く、柄のような事からこの字が充てられたようです。
(00:00)
2011年12月20日
SONY α55 Tokina AT-X304
山のせせらぎを挟んだ対岸の草がガサゴソと動いたかと思うと、
野ウサギがヒョコヒョコと出て来て、草をモグモグと食べはじめた。
すると
カワセミ「ちょっと通りますよ」
ウサギ 「…もぐもぐ。うめぇ」
SSが1/320しか出ていないから、カワセミはブレブレですが
カワセミメインでは無いので、それはそれで味が出ていいかもw
昔は、ウサギを「羽」と数える事が多かったように思いますが
現在は通常は「匹」を使いますね。ペットでは「頭」と数える事も。
なぜ動物なのに「羽」を使ったかのか。
諸説有るようですが、昔、獣の肉を食べる事を禁じられていた時代に
耳の形状が鳥の羽に似ている事から、ウサギは獣ではなく鳥の仲間だと
無理矢理こじつけて、ウサギの肉を食べていたと言うのが有名ですね。
僧侶がそうやって獣の肉を食べていたからとも聞いた事があるような。
ウサギは、諺や昔話や逸話、童謡などでも頻繁に出て来たり
鷹などを使った兎狩りや、神話にも出て来てくるなど
かなりポピュラーな動物だと思うのですが、野生のウサギって
なかなか見かけないように思います。
(00:00)
2011年12月19日
Canon PowerShot A630
1年ほど前に「ブサイクでゴメン!」のエントリでブサイクな
写真を紹介したままでした(^_^;
今回は、にっこりスマイルの可愛いイシガキ君の紹介です。
しかし、どうして魚が笑ってるように見えるのでしょうか?
口の辺りに口角が上がったような線の模様があるので
スマイルのように見えるんですね。
Canon PowerShot G11
写真は、違う日、違う場所、もちろん違う個体ですが、
ピントが怪しいけど、丁度わかりやすい写真があったので。
この写真でわかるように、線の上に本当の口があるんですねぇ。
胸ビレを足のように使って、身体を支えてますね。
少しでも高い位置から周囲を見る為でしょうか。
いつも色んなポーズで被写体になってくれる、とても好きな魚です。
(00:00)
2011年12月17日
SONY α55 Tokina AT-X304
狩りに成功し、獲物を鷲掴み(コノハズクだけどw)にした
奄美の山の中のリュウキュウコノハズク。
獲物はコオロギの仲間っぽいですね。
コオロギとの大きさの対比でわかると思いますが、
身体はさほど大きくありません。
鳩をずんぐりさせた程度でしょうか。
今年は冬鳥の飛来が遅れているのか、鳥が全然居ないと
閉塞感漂う大阪のバーダーの間で、今週にわかに盛り上がりを見せた
淀川のトラフズクの出没ですが、残念ながらボクは発見できず(;´Д`)
その代わりと言うか、気分だけでもと言うかで、この写真w
SONY α55 Tokina AT-X304
フクロウの仲間など、夜行性の鳥は夜に撮影するほうが
活動中なだけに躍動感がありますね。
獲物と一緒なのは運が必要ですが。
夜間撮影には、やはり強力な照明が必要です。
しかし夜目の効くコノハズクには随分迷惑な話ですね(^_^;
ところが、意外と逃げない。
眩しくないの?ってこっちが心配するくらい、平然としてるw
(00:00)
2011年12月16日
SONY α55 SAL100M28
今日TVで「借りぐらしのアリエッティ」という
ジブリのアニメ映画が放送されていましたね。
映画の内容は…小人が引っ越しする話w
観終わった後の、物足らなさというか何というか。
これ、長時間のトレーラー?これから本編?
っていう感じかな(^_^;
突っ込み所というか疑問点もいろいろ有りますが
でも、まぁ嫌いじゃないですw
写真は、アリエッティが壁のツル性植物を伝って移動する
シーンを観て、そういえばこんなの撮ったな!と思い出した写真。
ウッドデッキにまで侵入してきた、オーシャンブルーの
ツルに蟻が通って来るのを待ち伏せして撮影。
macroレンズは、やっぱりボケが綺麗ですねぇ。
蟻のピンが甘いのは茎の毛に置きピンしちゃったからw
(00:00)
2011年12月14日
SONY α55 MINOLTA AF 50mmF1.7
もうずいぶん前になりますが、今年の6月にα55のファームアップで
ピクチャーエフェクトの機能が追加されました。
今回は、モノクロの中から赤、緑、黄色、青のいずれかの色のみを
カラーで表現するパートカラーモードの、青のモードを使ってみました。
このパートカラーモード、ほぼAUTOモードと同じで、ISO、SS、絞りは弄れず
さらにはAFエリアがワイド(自動選択される)なので、自分の意図しない
部分にピンが合ってしまって、なかなか忍耐が必要ですw
パートカラーで撮るとちょっと不思議な表現になりますね。
なかなかいい感じに撮れたので、自分の携帯の横画面時用の
待ち受け画像(854x480)にしました。
(00:00)
2011年12月13日
2011年12月12日
またまた放置状態から、さらっと再開します。
しかし、これだけ期間があいてしまっては、今更
ドラマ「北の国から '92 巣立ち」の寒いパロディも無しだな…とw
なので、普通に完結させてしまう事に。
SONY α55 Tokina AT-X304
この撮影時は8月9日で、巣立ちのピーク時期は過ぎていて
観察していた他の巣は既に巣立ち後のようで、親鳥も含めて
ブッポウソウ自体の姿を見る事が出来なくなっていました。
巣立つと、もう巣には戻って来ないようです。
しかしこの巣箱では、雛の姿は確認できないけれど、親鳥が巣箱に
甲斐甲斐しく虫を運んでいるのは何度か撮影もしています。
が、あまりにも巣立ち時期から遅れているのに、雛が顔を出さないので
もしや雛は巣箱の中で死んでしまっているのか?
とか、雛の身体に障害があり自由に動けないのか?
など、色々と余計な心配(妄想)をしたものでした(^_^;
この場所に到着して、黄色いくちばしの顔が巣箱から
覗いているのを見た時には、それはそれは嬉しさと安堵がw
顔を出さなかった頃には、雛の声すら聞こえなかったのに
お腹がすけば、大きな、しかし、かわいくは無い声でおねだりしていましたw
せっせと親鳥が虫を捕まえては、雛が待つ巣箱に運んできます。
SONY α55 Tokina AT-X304
雛が、勢い余って親鳥の頭まで食べてしまいそうですw
親鳥はちゃんと瞬膜を閉じて目を守ってますね。
この2日後に来た時には、既に無事巣立った後のようで、
この親子の姿は見えなくなっていました。
このままもう少しの間、この周辺の山で体力を付けて、
カンボジアやボルネオなど東南アジアで越冬するために
何千キロもの海を渡る、長く過酷な旅に出るようです。
また来年、若葉の頃に無事に帰って来られるのは
ほんの一握りだそうですが、頑張って帰ってきて欲しいですね。
しかし、これだけ期間があいてしまっては、今更
ドラマ「北の国から '92 巣立ち」の寒いパロディも無しだな…とw
なので、普通に完結させてしまう事に。
SONY α55 Tokina AT-X304
この撮影時は8月9日で、巣立ちのピーク時期は過ぎていて
観察していた他の巣は既に巣立ち後のようで、親鳥も含めて
ブッポウソウ自体の姿を見る事が出来なくなっていました。
巣立つと、もう巣には戻って来ないようです。
しかしこの巣箱では、雛の姿は確認できないけれど、親鳥が巣箱に
甲斐甲斐しく虫を運んでいるのは何度か撮影もしています。
が、あまりにも巣立ち時期から遅れているのに、雛が顔を出さないので
もしや雛は巣箱の中で死んでしまっているのか?
とか、雛の身体に障害があり自由に動けないのか?
など、色々と余計な心配(妄想)をしたものでした(^_^;
この場所に到着して、黄色いくちばしの顔が巣箱から
覗いているのを見た時には、それはそれは嬉しさと安堵がw
顔を出さなかった頃には、雛の声すら聞こえなかったのに
お腹がすけば、大きな、しかし、かわいくは無い声でおねだりしていましたw
せっせと親鳥が虫を捕まえては、雛が待つ巣箱に運んできます。
SONY α55 Tokina AT-X304
雛が、勢い余って親鳥の頭まで食べてしまいそうですw
親鳥はちゃんと瞬膜を閉じて目を守ってますね。
この2日後に来た時には、既に無事巣立った後のようで、
この親子の姿は見えなくなっていました。
このままもう少しの間、この周辺の山で体力を付けて、
カンボジアやボルネオなど東南アジアで越冬するために
何千キロもの海を渡る、長く過酷な旅に出るようです。
また来年、若葉の頃に無事に帰って来られるのは
ほんの一握りだそうですが、頑張って帰ってきて欲しいですね。
(00:00)