2012年06月

2012年06月27日

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SONY α55 Tokina AT-X304

去年のブッポウソウとオニヤンマのエントリからちょうど1年。
今年も去年の記事と同じ地域に行って見ました。

今年もちゃんと渡ってきて、子孫を残すべくしっかりとペアになっていて
特に、他ではまだ抱卵中の巣が多い中、このカップルは既に雛が孵っているようで
頻繁に写真のように田んぼの上空を飛んでいる小さな虫を捕まえては巣に運んでいました。

去年の冬鳥は、どうした事か凄く少なかったようなので、夏鳥はどうかな?
と、少し心配でしたが、どうやらブッポウソウは例年通りに渡って来ていたようで一安心です。

立派に育ててまた来年に繋げてほしいですね。

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2012年06月22日

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Canon PowerShot G11

ドロドロの泥底な湾奥で地味~な色だけど、立派な背びれを
広げて見せびらかしているのはイッポンテグリでしょうか?

幼魚の時は体色がもっと白っぽくてカワイらしいようですが
残念ながらまだ見た事はありません。

この時もこのポイントの例に漏れずニゴニゴに濁っていて
水面からでは数m下の海底の様子もわからずな状態。

潜って泳ぎながら被写体を探していて、コイツを見つけて
とりあえず1枚撮って浮上、海面からはすでに濁りでコイツを
目視できず、息を整えているうちに完全に見失いました(^_^;

結局、何度潜って探しても見つける事は出来ずじまいなのでした。

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2012年06月18日

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Canon PowerShot G11

黄色いボディに黒いポイントのある姿から、あの人気キャラクター、
ポケモンのピカチュウに似ている事から「ピカチュウ ウミウシ」の
通称で親しまれているウデフリツノザヤウミウシです。

このウミウシの色彩だけでもピカチュウに似ているんですが
褐色の海藻の先端まで来て行き先を失って丸まっている姿が、
ピカチュウがサトシの肩に乗っかっている所を横から見た姿に
それこそソックリだと思いませんか!!

と言っても、ポケモンは最初期の頃しか見た事が無いので
最近のはわかりませんが、今でもサトシって居るのかな?(^_^;
ピカチュウは流石に居るでしょうねw



*ポケモン及びピカチュウは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です


 

追記

なんと!
タイムリーな事に、コメント欄で話題に出た、グレープフルーツの臭いがする
ヤマトメリベというウミウシが昨日17日に大阪湾で捕獲されたそうです!
その大きさが何と40cmもあるそうで、重ねてビックリですw
ソースは
こちら



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2012年06月17日

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Canon PowerShot G11

会いに行くにはスキンダイビングの限界を感じ、撮影の為に
Cカード取得のキッカケの1つとなったヒレナガネジリンボウ。

名前の通り、背ビレが長く、ネジり飴様の模様が入った
共生ハゼの仲間です。
ヒレの長くない「ネジリンボウ」という種類も居ます。
共生するエビは、テッポウエビの中ではカラフルでかわいい
ランドールズピストルシュリンプが多いようです。

2匹がかりで高度、方向を手分けして見張っていますが
この写真を撮らせてくれると言う事は、ボクの事は
危険要因では無いと認めてくれたんでしょうかねw

この組み合わせは、昔にアクアリウムで飼育していた事もあり
余計に思い入れもあったんですが、生息深度が-15m程度より
深い事から、素潜りでは断念していたのです。

実際に海底で、水槽内で見ていた様子と同じ事が観察できたのは
Cカードを取得した甲斐があったというものです(^ω^)/

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2012年06月14日

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SONY α55 Tokina AT-X304

高層ビルを背景に、獲物のトカゲを咥えてメスのもとへ
運んでいるのは、チョウゲンボウという小型の猛禽類です。

ハヤブサ類としては小さく、鳩と同じような大きさで
ホバリングで獲物を探す事もあります。




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脚でガッシリと、それこそ鷲掴みにされているのがわかりますね。


獲物が取れ過ぎたのでしょうか?
一度運んだものの、そのままトカゲを持ったまま引き返してきて
地面に降り、手前の緑の草の茂みまで運んでゴソゴソとしています。





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どうやら、ハリキって獲り過ぎた獲物を一時隠しておいたようですねw

でも、ちゃんと覚えてるのかな?
しばらくしてから、この場所から引き上げる時にそう思って
この茂みの中を見てみましたが、トカゲは見つかりませんでしたよ!
ちゃんと持って行ったようですね。

それにしても猛禽類としては凄くカワイイですよね。
小型のフクロウの仲間のコノハズクもカワイイですが
チョウゲンボウも負けていませんね♪
双方、持っている獲物には引くかもしれませんがw

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2012年06月12日

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Canon PowerShot G11

マリリンモンロー定番のカットのように、スカートがフワっと
めくれ上がって、口の部分が丸見えになっているのは
オトヒメウミウシでしょうか。

このウミウシは、このように外套膜のスカートが何度もフワっと
めくれながらもズンズンと進み、何度かシャッターチャンスをくれた
いい被写体でした。

ウミウシにも眼があるという事をどこかで読んだんですが
どこにあるんでしょうかねぇ(^_^;
全部模様のようにも思えるし、それとももっと違う場所にあるのかな?



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2012年06月10日

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Canon PowerShot G11

いつも色んな表情を見せてくれるイシガキカエルウオですが
やっぱり梅雨入りした空模様が気になるようですねw

イシガキ君「明日は晴れるかなぁ~」


とうとうと言うか、やっとと言うか、関西も梅雨入りしました。
ジメジメは嫌だけど、雨が降らないとそれはそれで
色んな方面で困るんでしょうけどね。


我が家の防湿庫がボロいので、まさかの故障や停電に備え
念の為に除湿剤と防カビ剤を庫内に入れています。
湿度は45%±5%なので乾燥し過ぎにはならないようですね。

ウチは古い戸建てなので湿気が多くてイヤになります(^_^;

この時期、カメラやレンズのカビには気を付けましょう。


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2012年06月09日

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SONY α55 SAL70300G

加計呂麻に行くといつもお世話になる宿のすぐ近所のコテツ。

この日、海に出かける時、道にアカハライモリでしょうか?
奄美固有種のシリケンイモリでしょうか? が歩いていたので
車から降りて撮影していると、トコトコっと走って来たのが
この小さな犬、コテツでした。

この時はこの子がコテツだとは知らず、宿に帰ってから
夕飯の時に、宿のお母さんから「コテツ」だと聞きました。
てっきりロングコートのチワワだと思っていましたが
どうもポメラニアンだったようです。
(もしもこの写真の子がコテツじゃなかったらゴメンナサイ…)

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コテツは、イモリに興味津々で、ちょっと腰が引けながらも
イモリに鼻先を近づけ、好奇心に負けてペロっとひと舐めした
次の瞬間、コテツからよだれが溢れ出ました!
イモリの体表の毒だったのでしょうかね(^_^; 
その後もケロっとしてイモリに夢中だったので、
毒は大したことはなかったようです。



タイトルの事。

先月、加計呂麻でお世話になったダイビングサービスのブログの
「お星さまになった小鉄」のエントリで、小鉄が交通事故で
亡くなってしまっていた事を知りました。
(オマージュとして、このタイトルを付けさせて貰いました)

あんなにのどかで、信号機が島に一つだけ。
しかも青黄赤の3灯じゃなく黄点滅のみ、交差側は赤点滅のみ
という、1灯の信号機しかないような交通量の島で。


ボクも以前は犬を飼っていましたし、時々脱走してしまい
追いかけても逃げ回り、2時間ほど放浪して気が済んだら
自分で帰って来ていましたが、やはり事故が心配でした。


防ぐ事が出来る事故と、不可抗力の事故。
ペットの人生?って100%飼い主に委ねられるのですから
飼い主としては出来うる限りの配慮をしてあげないといけませんね。


コテツの安らかな眠りをお祈ります。




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2012年06月07日

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Canon PowerShot G11

通常は黒っぽい色と、半透明な部分に色が分かれた
イロワケガラスハゼですが、この時期は婚姻色なのでしょうか?
赤く色付いていて、卵を保護している個体を見る事が出来ました。

わかるでしょうか?
サンゴの上の方のポリプが無くなって、白っぽくなっています。
ガラスハゼの尻尾からサンゴの先の白い部分の、サンゴと
バックの水中との境界辺りに、白っぽい半透明なプツプツが
見えると思いますが、それが保護中の卵なんです。

この卵、肉眼では確認出来ないほど小さいんです。
撮影して拡大してやっとわかるくらい。
このガラスハゼが2㎝程度ですから(^_^;

さて、卵が付いているサンゴの白い部分。
この部分のポリプは、ガラスハゼがついばんで無くしてしまい
サンゴの骨格をむき出しにして卵を産み付けるそうです。

しかし、卵が孵化してしまうと、あっという間にポリプは
復活して元に戻るそうです。

高水温や水質悪化等による白化現象とは違って、その程度の
部分的なダメージには負けない、凄い回復力を持っているんですね。

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2012年06月06日

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SONY α55 Tokina AT-X304

加計呂麻東端にある安脚場戦跡から海峡を挟んで奄美大島を
望んだ景色です。

大正では陸軍、昭和には海軍が奄美大島要塞の砲台として使用し
大東亜戦争では、防潜網や管制機雷を遠隔操作する金子手崎防備衛所が
建設されたようです。

とてもキレイな景色と、当時に充てられた役割のギャップに
何とも言えない気持ちにさせられます。



前回の色のミルフィーユの場所は島の最西端でしたから
色も場所もちょうど対称になりますね。

この時は少し霞がかっていて、夕焼けをいい感じに演出してくれました。




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2012年06月05日

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SONY α55 Tokina AT-X304

奄美大島、加計呂麻島など奄美諸島にしか生息しない
国の天然記念物である瑠璃色のカケスの仲間、ルリカケスです。

この日は小雨がパラパラと降り始め、雨宿りの出来る
葉の茂った樹がいい寝床になったのでしょうか。
小雨の水滴のおかげで、蜘蛛の巣がうかびあがって
赤い葉と相まっていいアクセントになってくれました(?)。

凄く警戒心が強く、昼間はなかなか姿を見る事が出来ず
もちろん撮影も未だにほとんど出来ずにいます。

で、タイトルのように夜の山に入ると、寝ているルリカケスなら
見つける事が出来るので、撮影もさせてくれます。

が、ルリカケスからしたら迷惑な話でしょうね(^_^;
なるべくササッと撮影してササッとその場を離れるように
心がけないといけませんね。



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2012年06月03日

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Canon PowerShot G11

よくトサカ類に生息する、少し透き通ったハゼの仲間。
スケロクウミタケハゼです。

しかし何で助六なんでしょうかね?

生息環境的には無理があるけど、スケロクウミタケハゼと
オイランハゼの2ショットなんて撮れたら洒落が効いてて面白いかもねw


この写真のトサカは本当はこんな緑では無いんですが
何の具合かこんな色合いに写ってしまってます(^_^;
でもちょっと雰囲気がいいのでこのまま採用。

白っぽいトサカと底砂の反射で、ストロボの調光が難しくて
すぐに飛んでしまったり、上手く光が当たらずポリプの影になったり
透明っぽい身体ゆえコントラストが低くてピントが合わなかったり
なかなかに難しいのですが、じっとしててくれるので何度も撮り直し
させてくれるいい被写体でした。



(00:00)

2012年06月02日

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Canon PowerShot G11

細かい物がウジャウジャしている物苦手派な方、ごめんなさいw

このたくさんの芽吹いた目のような物は、ハナビラクマノミの発眼卵で、
卵の中の稚魚が、今にもハッチアウトしそうな状態です。

親クマノミが盛んに水を送り、そろそろ今夜にでもハッチアウトするぞ!
っていうタイミングでナイトダイビングに挑んだんですが、この日は
とうとう、ハッチアウトはしなかった模様…。
翌朝もこのままの状態だったようです。


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親クマノミが世話をしている(ように見える)ところ。

いかんせん、ライトの光で親の邪魔をしないように、との事で
ほとんどライトを照らせない状態なので、AFが効かない(;´Д`)

撮影は非常に辛い状態で、成魚が写っているのは
こんなショットしかありませんでした(^_^;

しかも、横着してカメラのバッテリーを交換しなかったので
このポイントに着いた頃には既にバッテリー残量警告が出てるしw
やはり、いくら前ダイブでのショット数が少なくても、横着せずに
バッテリーは交換しないといけませんね。

ボケボケ写真ですが雰囲気だけでも感じてくださいw




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