2012年10月
2012年10月24日
Canon PowerShot G11
前にも紹介したオトヒメウミウシですが、このネオンサインのような
鮮やかな色彩がブルーバックに映えますね。
しかしまぁどうしてこんなに派手派手なんでしょうね。
一般論としては、その模様が生存に有利であったから
進化の過程でその模様の生物が生き残ってきた。
とかでしょうか。
しかし、目立ち過ぎて、とても何かに擬装できそうな気がしませんよね。
この模様が出来るメカニズムが、数式で現されるとしたら
ちょっとビックリしますよね。
しかも、今から半世紀以上も前に、数学者アラン・チューリングによって
模様を決める数式=反応拡散方程式が導き出されていたそうです。
当時は科学的に証明されていなかったようですが、現代では
シミュレーションによって、バク、パンダ、ホルスタイン、シマウマ等
白と黒の模様を形成するパラメータもわかっているそうです。
現代の学者によってこの数式の有用性が証明された訳ですね。
もちろん、すべての動物の模様にはあてはまらないのでしょうけど
そのうち、全ての模様の法則が数式として解読されていくのでしょうかね。
そう考えると、最近、NASAの科学者が、
「私達は未来のプログラマーによって作り出された仮想現実に生きていると証明する」
と、意気込んでいるそうですが、こんなありがちなSF空想話も
あながち、おとぎ話の中の話だけでは無いのかもしれませんねw
全くオトヒメウミウシとはかけ離れてしまいましたね(^_^;
(00:00)
2012年10月11日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
秋の柔らかな日差しを浴びながら冬に備えてでしょうか
蜜をたっぷりと吸っている虫達。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
この時期になると、咲いている花も限られてきますから
虫たちも競争が大変でしょうね。
と、ここまで書きながらふと昨日のエゾビタキで書いた事と
矛盾した考えに気付いてしまった(^_^;
何か薄っぺらいなw
エゾビタキには虫をたくさん食べて体力を付けて欲しい反面
今日紹介した虫たちにも、たくさん蜜を吸って冬を乗り切って欲しい。
もし、冬には死滅してしまう種なら、それはそれで後に繋ぐ糧に
なって頂ければとは思うんですけどね(^_^;
(00:00)
2012年10月10日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
なんだか、子供が描いたお絵かきの世界のようですねw
先日紹介したエゾビタキとはまた違う公園ですが、今年は
エゾビタキの当たり年なんでしょうね。
こんなにのどかなお絵かきの中のエゾビタキですが
飛んでいる虫を空中で仕留める立派なハンターなんですよ。
このような開けた場所に突出した枝に陣取り、虎視眈々と狙いを付け
獲物を捕獲して元の枝に戻ってくる事が多いんです。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
と、上で言っておきながら、これは違う枝なんですが(^_^;
たくさん食べてしっかりと体力を付け、越冬地である東南アジアまでの
長い旅路を無事に乗り切って欲しいですね。
(00:00)
2012年10月08日
2012年10月06日
Canon PowerShot G11
岩の上でシダの葉のように揺らめいているウミシダ。
その姿から海藻など植物のように思えますが、筋肉や
発達した神経系を有する、れっきとした動物なんです。
中央から多数の腕が展開し、その腕にはまたまた多数の羽枝が生えていて
この腕を使って、餌を獲って食べたり、泳いだり、移動もします。
が、それほど積極的に移動する訳でも無いようで、普段は岩などに
がっしりと掴まって、流れてくるプランクトン等を捕食しているようです。
ボクは泳いでいる場面しか見た事はないんですけどね。
しかし、初めはウミシダが動物だとは思ってもみなかったです(^_^;
Canon PowerShot G11
上の写真で、岩の上下の個体で色が違うように、色違いだけなのか
種類が違うのかわかりませんが、カラーバリエーションはじつに豊富です。
また、腕の中にはこの写真の様にリュウキュウウミシダエビ等の
エビの仲間や、ウバウオ等の魚が着いていたりします。
共生なのか、寄生なのか関係性はどうなんでしょうね。
(00:00)
2012年10月05日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
この毒々しいまでの赤色の花はフィールドで凄く目立ちます。
ついつい、ちょっくら撮っておこうか。と、思うのですが、
どうもボクの乏しいセンスでは上手く撮れませんでした。
そこへ、ちょうどいいタイミングで蟻が歩いて来てくれた!
「庭ぐらしの蟻エッティ」の時のように、シンプルな背景では無いので
イマイチ主役にはなれず、こっそりとエキストラ役になって貰いましたw
本当はボクはこの彼岸花って苦手なんですよね(^_^;
どうも陰があるというか、不吉というか毒々しいというか。
別名が凄く多く、曼珠沙華、幽霊花、死人花、地獄花など
何ともかんともな感じですね。
この花を好きな人、ゴメンナサイね(^_^;
実際にアルカロイド系の毒があり、作物や土葬した遺体を
動物やミミズ、虫などからの食害を防ぐために、忌避剤として
あぜ道や墓地に植えられてきたようです。
彼岸花が咲き、最近は日中も涼しくなりましたね。
って言うか、もう10月なんだから当たり前ですねw
(00:00)