2015年11月
2015年11月25日
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
伏見稲荷と言えば、朱色の鳥居が延々と連なり
異次元へのトンネルのような幻想的な千本鳥居が
思い浮かぶと思います。
この千本鳥居、実際には八百基ほどだそうです。
が、千本鳥居は境内の中ではほんの入口で
稲荷山の山頂まではまだまだ鳥居が続いていて
全部で1万基ほどはあるようです。
とにかく人がいっぱいなので、このように
無人の状態を撮影するには、辛抱強く
タイミングを待たなければいけません。
Panasonic GX7 LUMIX G 20mm F1.7 II
とは言え、無人よりも人が入ったほうが
いい感じでもあります。
この写真のように、人ごみではなく
カップルだけを入れるて撮るのも
それはそれで、辛抱強く粘らないと
いいタイミングは訪れませんが(^_^;)
贅沢を言えば、着物姿の女性が入ると
もっと雰囲気ある写真になるでしょうね。
ちなみに、この場所は千本鳥居より
もっと先です。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
意識的に視点に変化をつけないと
この鳥居トンネルが余りにフォトジェニックな
空間である為、人の流れに少しでも隙が出来ると
ついつい、シャッターチャンスとばかりに
鳥居のトンネルばかりの同じような写真を
量産してしまいます
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
トンネルの内部は、割とキレイに並んでいる
(ように見える)のに、外側は意外とガタガタだったり。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
斜めから差し込む陰影が印象的だったり。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
振り返ってみると、鳥居の裏面には奉納日や
奉納者が黒の文字でビッシリと書かれていて
朱のトンネルとはまた違ったイメージに見えたり。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
やっぱり外人さんって絵になるよね。
って思ったり。
このカップルもずいぶんと撮影のタイミングを
待って待って待って待って待って待って、
彼女が退屈した甲斐があって、やっとの事で
人が途切れたタイミングで撮影していました。
写真をちょっと拘りながら撮っていると、
外国人観光客が寄ってきて、どのポイントを
撮っているのか参考にしたり、シャッターを
頼まれたりもします。
鳥居に張った蜘蛛と巣を撮影していると
自分も撮ろうと寄ってきた外人さんが
僕の被写体が蜘蛛だと気づいた時の
「オーマイガー」がちょっと申し訳なくも
笑えましたw
(00:00)
2015年11月15日
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
日本各地にある稲荷神社の総本宮である
京都の伏見稲荷大社。
五穀豊穣から商売繁盛、家内安全まで万能である
庶民の稲荷信仰の原点は稲荷山であり、
「稲が成る」が変化して、稲荷となったという
説もあるようです。
国内外の観光客でごった返すであろう
紅葉の時期の前に行って来ました。
それでも平日にもかかわらず凄い人。
外国人観光客の方が多いかも。
Panasonic GX7 LUMIX G 20mm F1.7 II
普通の神社では狛犬ですが、稲荷神社では狐が。
これは稲荷大神様の使いが狐だからだそうです。
山から狐が下りてきて、田畑を荒らすネズミを
捕ってくれるから、という説も。
この角度から見下ろす表情の力強さが
なかなかの迫力です。
Panasonic GX7 LUMIX G 20mm F1.7 II
秀吉が建立した楼門越しに外拝殿。
額縁構図としては、本来なら奥の拝殿が
主題となるところなんですが
これは、楼門の暖簾?がヒラりと風に揺れる
瞬間を待って、動きの表現を狙った
脇役が主題な逆額縁な作例。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
小さな鳥居の形をした絵馬(になるのかな?)も
たくさん奉納されています。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
本殿内は撮影禁止になっているので、
せめてその付近の関係なさそうな一部分を
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
「お主の願いを言うてみるがよい」
神々しく後光を背負わせてみようと
F22まで目いっぱい絞って光芒を出し
ワザとゴーストがたくさん出る角度を探して
太陽をバックに撮影。
ゴーストやフレアは厄介ではありますが
使い方によっては良いアクセントにも
なりますね。
(00:00)
2015年11月10日
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
勝尾寺の境内の池にはたくさんの錦鯉がいて
餌やり場では有料で餌をあげることが出来ます。
餌を投げ込むと、このパニックです!
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
観光客にいつも貰ってるだろうに
まるで飢餓状態のピラニアかのように
それはもう大騒ぎです。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
「食い物はどこだ~!」
Panasonic GX7 OLYMPUS BCL-0980
「俺にもくれよぉ~」
モニタをチルトして水面ギリギリで撮っていたら
カメラを持つ指を咥えられそうになります。
水しぶきや水没に、カメラやレンズは要注意。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
餌が無くなって、もう貰えないのだと悟ると
喧噪もおさまり、強欲の塊は解けて分散し
熱は冷め、エントロピーは増大していきましたとさ(笑)
(00:00)
2015年11月07日
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
箕面の滝からほど近くにある勝尾寺。
境内には至る所に大量に小さなダルマが鎮座しています。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
こんな感じでどこにでも。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
こんな所にも。
誰かのいたずらでは無いようです。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
願いが叶った勝ダルマがたくさん奉納されている奉納棚 。
「 勝尾寺の勝運信仰は平安時代にまで遡る。
六代座主、行巡が清和帝の病を祈祷で治し、
大層お喜びになられた天皇が
六代座主、行巡が清和帝の病を祈祷で治し、
大層お喜びになられた天皇が
「ここはまさに王に勝った寺、勝王寺である。」
と命名したが、寺側はあまりに畏れ多いと
「王」を「尾」に控え「勝尾寺」と称する様になった。
と命名したが、寺側はあまりに畏れ多いと
「王」を「尾」に控え「勝尾寺」と称する様になった。
以来、当山は「勝運の寺」として広く信仰され、
古くは源氏、足利氏ら歴代の将軍や武将達が
勝運を祈り、こぞって参拝を重ねてきた歴史がある。」
古くは源氏、足利氏ら歴代の将軍や武将達が
勝運を祈り、こぞって参拝を重ねてきた歴史がある。」
との事。
※勝尾寺オフィシャルサイトより引用
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
至る所にあるダルマと、勝運ダルマは違うようで
8cm程度の同じ大きさの小振りなダルマが
固定されています。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
多宝塔だったかな?の縁の下。
造りがキレイだなと思って撮ったもの。
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
星空のような苔むし方をした岩や
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
花火のような…とは例え難い
ちょっと薄気味の悪い苔。
いや、苔かどうかわからないけど
Panasonic GX7 LUMIX G X 35-100mm/F2.8
とにかくダルマだらけの勝尾寺なのでした。
(00:00)
2015年11月02日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
この、牙剥き出しの凄い形相をしたサルは
先日のエントリの最後で登場したサルです。
こぼれたアイスを舐めていると、
滝周辺の管理の方でしょうか
職員が来て追い払ったのですが、
あまり怖がるでも無く慣れた様子で
すぐ近くの樹上に陣取って落ち着いていました。
おもいっきり威嚇しているかのような
凄い形相のこの写真なんですが
実はあくびしている瞬間なだけだったりしますw
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
少しの間、その時に装着していたサンヨンで
撮影していましたが、どうもまだそこに居座って
くれそうだったのでx1.4のテレコンを追加。
420mmで近くのサルを狙います。
35mm判換算630mmを手持ちで撮影していると
何を優先するかおおいに迷いますね。
特に野鳥や動物のように羽根や体毛などの
解像が重要な場合、手ブレ被写体ブレは大敵です。
ブレ回避にSSは稼ぎたい。
けど、
このレンズの開放は甘いし少しは絞りたい。
ならISOを上げるか?
α55で鳥や動物を撮る場合、解像やディテール等
個人的な許容上限ISO感度は800としているが、
ブレてたらディテールもへったくれもないし。
結局、
だいたいアンダー目でそれぞれの設定値の
落とし所を探りながら、あとは連射で
数打ちゃ当たる作戦です。
ちなみにこの時は1/100 f7.1 ISO800で。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
このサル、なかなか表現というか仕草が豊か。
本当はかわいい仕草なはずがブサイクですねぇw
そもそもオスなのかメスなのか。
この写真の右下、オスの生殖器っぽいけど
年季ははいってなさそうだし、まだ若いのか?
しかし、
若ザルだとしても、その割に歯はボロボロ。
観光地だけに、甘いものを貰ったり拾ったり
奪ったりして、そんなものばかり食べていたら
虫歯になっても仕方ないのかな?
おまけに皮膚炎もあるようで、
顔にはカサブタがアチコチに。
きっと花粉症ももってそう
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
あくびしてたと思ったら、眠かったようです。
ウトウトと居眠りし始めました。
こう見ると老ザル?
よくわかりませんね
野鳥の声はすれど、まだ葉が茂っていて
なかなかその姿は見えないし
滝を少し撮っただけで、物足りない感じでしたが
このサルの登場のおかげで、随分助かりました。
(23:24)