2010年03月05日
G11
もはや、CRCを浸透させようが何の意味も無いくらいに
見事にサビ付いたボルトとナット。
おそらく、ボクの年齢と同じぐらいの年月、野ざらしの風雨に耐え
祖父母宅にある倉庫の外壁を固定し支え続けています。
ボクが幼少期の頃には、年末になるとこの倉庫の前で
じいちゃんが団扇を片手に七輪でブリの照り焼きをたくさん焼き
網に引っ付いて割れてしまった身をコッソリとつまみ食いさせてくれました。
また、集まった親戚みんなで杵と臼で餅つきをして正月を迎えたものでした。
そう言えば、紅白歌合戦や除夜の鐘、年越しそば等
昔は今よりももっともっと「年越し」が特別なイベントでしたよね。
あ!世間ではカウントダウンで今でも盛り上がっているのかなw
この倉庫は、じいちゃんの亡き今もそれなりに稼動しているので
廃墟のような物悲しさが無いのが嬉しいところです。
この倉庫の中の、肥料や灯油や干した玉ねぎや
何やカンや混ざった独特の匂いはあの頃のままで
また、当時に使っていた釣竿が同じ場所にそのまま
残っていたりして、よく遊んだ子供の頃の記憶が思わず
フラッシュバックしてしまいます。
G11
同じく庭の梅ですが、今頃はもう満開でしょうね。
今回のエントリはちょっとウェットな感じになっちまいましたが
特に何かあった訳ではありませんよw
(01:01)
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この記事へのコメント
1. Posted by ringo 2010年03月07日 01:14
年越しの風情は、古き良き時代というべきなのかもしれないですね。
店も閉まってしまい、しっとりと過ごしていたのが通常と変わらなくなってしまいました。
というか、渋い写真ですよね^-^
すごい錆!酸化鉄の固まりというべき姿で写真の記録性を感じさせます。
店も閉まってしまい、しっとりと過ごしていたのが通常と変わらなくなってしまいました。
というか、渋い写真ですよね^-^
すごい錆!酸化鉄の固まりというべき姿で写真の記録性を感じさせます。
2. Posted by くに 2010年03月07日 13:23
ホント、横にある稲の刈り取り後の田んぼで
目玉柄のゲイラカイトを揚げてたけど、その田んぼは
当然のように今では宅地とコンビニになってるんですけどね。
そんな開発をちょっと身勝手に寂しがってみたりw
目玉柄のゲイラカイトを揚げてたけど、その田んぼは
当然のように今では宅地とコンビニになってるんですけどね。
そんな開発をちょっと身勝手に寂しがってみたりw