2010年03月08日
A630
イソギンチャクエビです。
イソギンチャクカクレエビと呼ばれる事も多いようですが
イソギンチャクエビが正式和名のようです。
このエビも身体の多くの部分が透明で、その部分は
身体を構成しているのが不思議なほどの透明度です。
お腹の辺りがオレンジなのがわかるでしょうか?
そう、この固体は雌で抱卵しているんです。
雌の方が身体がドッシリ、ズングリと大きくなります。
この固体で2cm強くらいでしょうか。
このイソギンチャクエビはサンゴへの依存度が非常に高く
それ故、テリトリー意識もキツいようで、1つのサンゴに
単独か、もしくは1ペアのみで着いているようです。
抱卵しているという事は…
A630
はい!居ました!
こちらが、雄です。
雌よりスマートですね。
雌と比べると、抱卵しないので(当たり前w)腹節側面自体が
小さいので白い斑紋も小さく地味な印象を受けます。
その代わりに、爪が雌より大きく長いですね。
身体は雌より少し小さく、この固体で長い爪の先まででも
2cm程度でしょうか。
特に雄の方は常に左右に振り子のように
ゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆら
ゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆら
揺れていますが、たまに勢い余って引っくり返りそうになりますw
この現象は緯度が小さい地域で顕著に確認される事と
北半球と南半球ではこけ方が逆向きになる事から
コリオリの力が関係していると思われます。
(もちろん、この段落の件は冗談ですw 揺れてるのはホント)
雌は特に肝が据わっているようで、逃げる事無く
何ショットも撮影させてくれる、息堪えダイバーに優しい
いいエビでした!
(01:01)
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この記事へのコメント
1. Posted by ringo 2010年03月09日 19:45
相変わらず凄い内容のキジですな。
よっ生物博士!
ぜひ赤道またいで転け方が逆になるか試してみたいw
よっ生物博士!
ぜひ赤道またいで転け方が逆になるか試してみたいw
2. Posted by くに 2010年03月11日 02:07
凄いスかw
どんどんブログの内容が怪しい方向に行ってますな。
ジャンルが違いすぎてリンク切られるかなw
どんどんブログの内容が怪しい方向に行ってますな。
ジャンルが違いすぎてリンク切られるかなw