2012年10月24日
Canon PowerShot G11
前にも紹介したオトヒメウミウシですが、このネオンサインのような
鮮やかな色彩がブルーバックに映えますね。
しかしまぁどうしてこんなに派手派手なんでしょうね。
一般論としては、その模様が生存に有利であったから
進化の過程でその模様の生物が生き残ってきた。
とかでしょうか。
しかし、目立ち過ぎて、とても何かに擬装できそうな気がしませんよね。
この模様が出来るメカニズムが、数式で現されるとしたら
ちょっとビックリしますよね。
しかも、今から半世紀以上も前に、数学者アラン・チューリングによって
模様を決める数式=反応拡散方程式が導き出されていたそうです。
当時は科学的に証明されていなかったようですが、現代では
シミュレーションによって、バク、パンダ、ホルスタイン、シマウマ等
白と黒の模様を形成するパラメータもわかっているそうです。
現代の学者によってこの数式の有用性が証明された訳ですね。
もちろん、すべての動物の模様にはあてはまらないのでしょうけど
そのうち、全ての模様の法則が数式として解読されていくのでしょうかね。
そう考えると、最近、NASAの科学者が、
「私達は未来のプログラマーによって作り出された仮想現実に生きていると証明する」
と、意気込んでいるそうですが、こんなありがちなSF空想話も
あながち、おとぎ話の中の話だけでは無いのかもしれませんねw
全くオトヒメウミウシとはかけ離れてしまいましたね(^_^;
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