ハゼの仲間

2013年11月06日

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Canon PowerShot G11


枝サンゴの中でチョコマカと移動して、なかなかちゃんと
撮らせてくれないヨゴレダルマハゼ。

頭部や顔にヒゲのようなトゲトゲがたくさん有るのが特徴です。
写真では大きく感じますが、体長は2㎝程度。


前に紹介したキイロサンゴハゼもそうですが、枝状の中の魚に
AFで合焦させるのは、周辺の枝や奥にピンが持って行かれて
なかなか苦労させられます。
何度やっても被写体にピンが行かず、じゃMFで、と言っても
これまた何度やってもコンデジでMFは無理があるので
結局、諦める事も多いです(^_^;


しかし酷い名前を付けられたもんですねぇ。
「ヨゴレ」の付かない「ダルマハゼ」という魚も居るんです。

実はこの写真、ヨゴレと紹介していますが、ダルマハゼと
ハッキリと区別がつかずにいます(^_^;
調べても本や図鑑によって区別の仕方が違ってたり。

ヨゴレが付くか付かないか、どっちなんでしょう?


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2013年10月04日

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Canon PowerShot G11


夕暮れの海に 頬を染めた君が
誰よりも 何よりも 一番好きだった♪

ミスチルの夏の終わりの懐かしく甘酸っぱい歌。


そんなワンシーンを思わせてくれたのは
薄く色づいた頬を寄せ合うキイロサンゴハゼ達。


遊泳する魚ではないので、撮影は簡単かと思いきや
エダサンゴの上をチョコチョコと動きまくるので
AFが合焦したグリーンマークが出た時には、
既にそこには居ないってパターンの連続で
泣く泣く諦めると言うか、イラついて放棄する事も
結構多いのです(^_^;



(00:00)

2013年09月26日

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Canon PowerShot G11


空きビンの住処の入り口で逆さになっている
黄色のかわいいハゼはイレズミミジンベニハゼ。

後の地味で大きく背後霊のような魚は何でしょうか?(^_^;
同居している風なので悪いヤツでは無さそうですw


魚撮りには定番のミジンベニハゼと空き瓶。
空き瓶が有るからミジンが着くのか、ミジンを着かせたくて
空き瓶を置くのか(^_^;


今回は、ミジンはミジンでもイレズミミジンベニハゼ。
黄色いだけでなく、顔の周辺に刺青のような文様が入ってます。

この時は、瓶の奥の方に隠れてしまったり
入り口に来たと思えば、流れてきた餌につい反応して
超スピードなブーメランのような動きで食餌したりで
なかなか上手く撮るのに苦労しました。

刺青がわかる写真が撮れてめでたしめでたし(^ω^)



追記

地味な背後霊のような同居魚ですが、他の方のブログで
同じようなシチュエーションでミジンとクロイシモチが同居している
写真が紹介されているのを見つけました。

恐らく、この背後霊もクロイシモチかと思われます!

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2012年12月09日

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Canon PowerShot G11


長~くてヒョロ~っとたなびくムチカラマツに
よく張り付いて生息しているガラスハゼ。
真ん中に居るのがわかるでしょうか?

以前に紹介した、イロワケガラスハゼスケロクウミタケハゼ
同じように、透き通った身体を持ったハゼの仲間です。


このガラスハゼが付くムチカラマツは、何メートルもの長さで
たなびいていて、撮影時にどこにも身体を安定させる事が
出来ないので、ピント合わせはなかなかに難しいんです。

この時は、水面を向いた仰向けになりながらのショット。
左側に写った水面に登っていく気泡が、良いアクセントに
なったように思います。


こういうシチュエーションでは中性浮力をリアルタイムに
調整出来ない素潜りでは、ちょっと撮る自信はありませんね(^_^;

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2012年06月07日

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Canon PowerShot G11

通常は黒っぽい色と、半透明な部分に色が分かれた
イロワケガラスハゼですが、この時期は婚姻色なのでしょうか?
赤く色付いていて、卵を保護している個体を見る事が出来ました。

わかるでしょうか?
サンゴの上の方のポリプが無くなって、白っぽくなっています。
ガラスハゼの尻尾からサンゴの先の白い部分の、サンゴと
バックの水中との境界辺りに、白っぽい半透明なプツプツが
見えると思いますが、それが保護中の卵なんです。

この卵、肉眼では確認出来ないほど小さいんです。
撮影して拡大してやっとわかるくらい。
このガラスハゼが2㎝程度ですから(^_^;

さて、卵が付いているサンゴの白い部分。
この部分のポリプは、ガラスハゼがついばんで無くしてしまい
サンゴの骨格をむき出しにして卵を産み付けるそうです。

しかし、卵が孵化してしまうと、あっという間にポリプは
復活して元に戻るそうです。

高水温や水質悪化等による白化現象とは違って、その程度の
部分的なダメージには負けない、凄い回復力を持っているんですね。

(00:00)

2012年06月03日

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Canon PowerShot G11

よくトサカ類に生息する、少し透き通ったハゼの仲間。
スケロクウミタケハゼです。

しかし何で助六なんでしょうかね?

生息環境的には無理があるけど、スケロクウミタケハゼと
オイランハゼの2ショットなんて撮れたら洒落が効いてて面白いかもねw


この写真のトサカは本当はこんな緑では無いんですが
何の具合かこんな色合いに写ってしまってます(^_^;
でもちょっと雰囲気がいいのでこのまま採用。

白っぽいトサカと底砂の反射で、ストロボの調光が難しくて
すぐに飛んでしまったり、上手く光が当たらずポリプの影になったり
透明っぽい身体ゆえコントラストが低くてピントが合わなかったり
なかなかに難しいのですが、じっとしててくれるので何度も撮り直し
させてくれるいい被写体でした。



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2010年12月19日

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Canon G11

10m前後の少し深めのオーバーハングの内側や、根の底部が
洞窟状になった暗い場所に10匹以上の群れで生息していますが
その最も特徴的なのが、群れ全体がお腹を上や岩の方に向けて
頭も斜め上の同じ方向に向けて、泳いでいる…というか、
ホバリングしている…というか、浮遊している…というかw
とても不思議な光景です。

生息環境がら水が淀んでいるので、撮影時に身体を保持する為に
下手な所を持ったり、足ヒレや肘、膝が周辺に触れると、すぐに
濁ったり、何らかの浮遊物を撒き散らしてしまい、マリンスノー状態で
しばらくは撮影出来なくなってしまいます(^_^;

このアオギハゼ、宝石のようにキレイな魚なんですが、どっちかというと
海水魚というより、淡水の熱帯魚に近いような姿に思えますw





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2010年12月16日

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Canon G11

ハタ子「嫌ぁねぇ。さっきからジロジロ、パシャパシャと気味が悪いわ。」

ハタ夫「『カメラを持って筒を咥えた黒ずくめの中年男がしつこく撮影する事案が発生』
    と、安まちメールが来ていたぞ。用心しないとな。」



なんて、会話が聞こえてきそうなハタタテハゼのカップル(と思う)。
-8m前後の比較的浅い、砂地にサンゴの残骸が点在する海底に居ました。
ハタタテハゼはだいたいペアでテリトリーを持っているようで、
このペアもずっと同じ場所で2匹揃って逃げる事無くいつまでも撮影させてくれました。

しかし、この深度だとカメラにとっては暗いのでしょうか、合焦に時間がかかり
AF枠が待望の緑に変わった時には、既に移動している、身を翻している、
ペアの片方はどこかへ離れている等等、撮影には結構泣かされますw






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2010年03月02日

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xacti C6

ミドリに輝く大きく突き出した眼をもったコイツ。
宇宙人でもカエルな軍曹でもありませんよ!

トントンミーとも呼ばれる、ミナミトビハゼと言う立派な魚です。
南西諸島の汽水域のマングローブ地帯や干潟に生息します。
この撮影場所は石垣島北部のヒルギ群落がある干潟です。

しかし、立派な魚とはいうものの、魚なのに水の中が苦手。
普段はだいたい、マングローブの根の上や岩の上に
胸鰭を使って、チョコンと乗っかっています。
胸鰭を動かす筋肉が発達していて、胸鰭を前足のように使い
這って移動する事が出来ます。

しかし、xacti C6はマクロには強いなぁw



姿はこんな感じ。
0892910302_2
xacti C6


水中では普通の魚のように鰓呼吸をしているのですが、
陸上では体表を濡れた状態に保つ事で皮膚呼吸ができるだけで無く、
鰓蓋内に水を蓄える事でしばらくの間は鰓呼吸もできるそうです。

普通の魚は鰓呼吸と共に有毒なアンモニアを水中に排出しますが
陸上では呼吸が出来ないうえ、アンモニアを排出できず体内に蓄積し
脳障害を起こして、やがて死に至ります。

ミナミトビハゼは、アンモニアを無害なアミノ酸に変えて体内に貯えておき
水中に戻ってからアンモニアに戻して排出するというオドロキの能力を
持つので、陸上でも活動が出来るそうです。

呼吸方法から代謝物処理方法、生活空間までハイテク装備な
ハイブリッド生命体ですねぇw

トントンミーの呼称はその名前のように、危険を察知したり
潮が満ちてきて陸上まで逃げてくる時に、カエルのように
トントン、ピョンピョンと、尾鰭をバネの様に使って
陸上や水面を飛び跳ねて移動する事に由来するそうです。

トビハゼと共にアクアリウムでも人気があり、マッドスキッパー
と言う名前で親しまれています。




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2010年02月28日

いつもお世話になっているringoさんのringo! ノ スモグリワールド
同定の難しさ?」のエントリでUpされている魚の種の同定ですが
勝手ながら今日のネタに頂きましたw ringoさんゴメンネ!

ピンが怪しいですが同定用と割り切って下さいw


ringoさんが推測されているオビシノビハゼか
その仲間のシノビハゼだろうと目星をつけ
それぞれの違いに注意してみました。


まず、オビシノビハゼを見てみましょう。
オビシノビハゼ文字
A630

オビシノビハゼはシノビハゼ属で唯一背中に鞍状斑が有り
腹部には黄色い横縞(魚に対しては垂直方向の縞)があります。
この固体はまだサイズが小さいので黄色い縞も鮮明ではありません。


次にシノビハゼです。
シノビハゼ文字
A630

シノビハゼの方には背中に鞍状斑はありません。
また、体側の黒点の中に黄色が入ります。



では、ringoさんの画像ですが、正面からのどアップな上
被写界深度が浅く、目玉以後がキレイにボケているので
ハッキリとは確認できませんが、背中部分に鞍状斑が
あるようには見えません。斑があればボケながらも
黒く見えるはずです。

腹部の黄色縞は画像からは確認できないので、
確度は落ちますが、オビシノビハゼでは無いと思います。

またもう一種との違いは、胸鰭より前のエラの部分までに
黒線が1本ではなく、多数(5~6本)あるので
新種のシノビハゼ属の一種(和名なし)でも無さそうです。


よって、ringoさんの画像は


「シノビハゼ」


という事でどうでしょう?

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