巣立ち

2011年12月12日

またまた放置状態から、さらっと再開します。

しかし、これだけ期間があいてしまっては、今更
ドラマ「北の国から '92 巣立ち」の寒いパロディも無しだな…とw


なので、普通に完結させてしまう事に。


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SONY α55 Tokina AT-X304

この撮影時は8月9日で、巣立ちのピーク時期は過ぎていて
観察していた他の巣は既に巣立ち後のようで、親鳥も含めて
ブッポウソウ自体の姿を見る事が出来なくなっていました。
巣立つと、もう巣には戻って来ないようです。


しかしこの巣箱では、雛の姿は確認できないけれど、親鳥が巣箱に
甲斐甲斐しく虫を運んでいるのは何度か撮影もしています。
が、あまりにも巣立ち時期から遅れているのに、雛が顔を出さないので
もしや雛は巣箱の中で死んでしまっているのか?
とか、雛の身体に障害があり自由に動けないのか?
など、色々と余計な心配(妄想)をしたものでした(^_^;

この場所に到着して、黄色いくちばしの顔が巣箱から
覗いているのを見た時には、それはそれは嬉しさと安堵がw
顔を出さなかった頃には、雛の声すら聞こえなかったのに
お腹がすけば、大きな、しかし、かわいくは無い声でおねだりしていましたw

せっせと親鳥が虫を捕まえては、雛が待つ巣箱に運んできます。


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SONY α55 Tokina AT-X304

雛が、勢い余って親鳥の頭まで食べてしまいそうですw
親鳥はちゃんと瞬膜を閉じて目を守ってますね。

この2日後に来た時には、既に無事巣立った後のようで、
この親子の姿は見えなくなっていました。
このままもう少しの間、この周辺の山で体力を付けて、
カンボジアやボルネオなど東南アジアで越冬するために
何千キロもの海を渡る、長く過酷な旅に出るようです。

また来年、若葉の頃に無事に帰って来られるのは
ほんの一握りだそうですが、頑張って帰ってきて欲しいですね。



(00:00)

2011年08月19日

拝啓

K子ちゃん


過ごしやすい若葉の頃に父さんがこっちに来てから
はやいものでもう3ヶ月が経ち、ボクが孵化してからの
巣箱の生活にも慣れ、ボクもだいぶん成長しました。

ボクはまだ、巣箱の外の世界を見たことは無いけど
一番上の兄ちゃんはもう、外の世界へ出て行った。
その時、母さんも一緒に行っちゃったんだ。

母さんが居なくなってからは、父さんが独りで餌を捕まえて
運んできて、育ててくれてます。

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SONY α55 Tokina AT-X304 


ボクの好物の、イナゴ、アブラゼミ、カナブンやハチ、時には
大物のオニヤンマも捕まえて来てくれます。

これは、父さんがイナゴを空中キャッチしてから巣箱まで
運んで来てくれたところを10連写で撮ったものを1枚に合成したそうです。

凄いよ!父さん!

かっこいいよ!







そんな事は全然知らなかった。

その日の夕方頃、先に巣箱から外の世界へ出て
更にメキメキ成長し、大人と区別がつかないほど
立派に育った兄ちゃんが、母さんと一緒に巣箱の近くまで
やって来ていたんだ。

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SONY α55 Tokina AT-X304

ボクは巣箱の中から母さんの「ゲッゲッ」と言う声だけは
聞いていたんだ。
「ジョンちゃん、早く出てきなさい」
「お顔を見せてちょうだい!」
と呼んでいるように聞こえた。

母さん…



二人は、巣箱の近くをアチコチ飛び回り
そして、二人でどこかへ飛んで行っちゃったんだ。

もっともっと遠い、海の向うの国へ飛んで行ったらしく
それは、想像を絶する遠さで、休む場所も無い
とても過酷な旅になると思われ。

ボクの体質にはこの巣箱があっていると思われ…




つづく




補足

ブッポウソウは、雄雌共に交代で抱卵するそうです。
孵化後も交代で餌を運んできますが、1番初めの雛が巣立つと、
雌は一緒について行き、外での餌やりなどの世話をするそうです。
巣に残った雛は、雄が単独で世話をします。

雛は、巣立つともう巣には戻る事は無く、外の世界で十分に
成長するまで過ごします。

いよいよ海の向うへ渡る前、育った巣箱の周囲を旋回し
まるで、巣箱の場所を覚えておいているかのようだそうです。

最近の観察で、ブッポウソウにも帰巣本能がある事が
わかってきたそうです。

しかし、厳しい渡りに耐えられる若鳥はほとんど居なく
来年、巣に戻ってくるのは、極々僅かだそうです。


追伸
もとネタ知らない人、ゴメンなさいw

(01:00)