樹木
2014年05月12日
2013年09月24日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
樹の洞から顔を出して覗いているのは、
「日本一美しいカエル」と言われるアマミイシカワガエル。
絶滅危惧種であり、鹿児島県の天然記念物に指定されています。
さらに、沖縄本島と奄美大島にだけ生息するとされていた
イシカワガエルですが、つい2年前の2011年に論文が発表され
沖縄と奄美の個体では遺伝子的に異なる事が判明し
奄美の個体は新種と認定され、アマミイシカワガエルとして
独立したそうです。
ソースはこちら(朝日新聞DIGITAL)
本種は、沖縄種よりも金色の斑紋がさらにキレイだという事なので
まさに「日本一美しいカエル」と言えるでしょう(^ω^)
残念ながら、ボクの写真では前面しか写せず
その日本一美しい斑紋がほとんど紹介できませんが(^_^;
渓流などに生息するはずなんですが、この時はなぜか
森の中の樹の洞に居ました。すぐ下に川がある訳でも無いし
近くに小さな池はあるのですがキレイな水では無かったし。
なかなか謎なカエルですね(^ω^)
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2013年03月14日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
お詫び
この記事をアップした時には、グミと紹介していましたが
グミの実では無いのでは?とのご指摘を頂きました。
公園管理事務所に問い合わせたところ、この実は
サンシュユ(山茱萸)という事がわかりました。
お詫びして訂正させていただきます。
このサンシュユですが、中国、朝鮮半島原産で
江戸時代に生薬として栽培されるようになったそうですが
実(正確には偽果)は渋くて生食には向かないようです。
鳥も食べない程マズいのかな?w
生薬として山茱萸(ヤマグミ)の名前で日本薬局方に収録され
効能としては、強精、不妊、止血、解熱などの作用があるとの事。
漢方としても珍重され、ユンケルにも配合されているようですね。
和名のヤマグミは、漢字がグミの「茱萸」と同じく「山茱萸」なので
そのままの読みですね。
しかし、同じ「茱萸」と付きますが、グミ科とミズキ科なので
近縁では無いんでしょうね?
別名では、春に木一面に黄色い花が咲く事から「ハルコガネバナ」
秋の赤い実を珊瑚に例えて「アキサンゴ」とも呼ばれるとか。
撮影場所はいつもの公園ではありますが、結構広大な公園で
東京ディズニーランドの1.4倍、東京ドーム15個分の広さがあります。
よく聞く例えですが、ボクはどっちにも行った事ないのでピンときませんが(^_^;
とにかく、かなり広い公園なので、この中でたくさん撮影した写真の中の
1本の樹の場所を覚えているかどうかなんて、その日や翌日ならまだしも
何か月も経った後では、思い出すのも大変です。
しかも公園管理事務所に問い合わせるにしても、莫大な種類の樹木がある中
どの辺りに植えられている樹なのかを説明する事も不可能ですよね(^_^;
そこで、今回役だったのがカメラのGPS機能でした。
ボクが使っているα55にはGPS機能が付いているので
撮影地の座標を、その写真に情報として残せる機能があります。
公園内での撮影場所も、地図上にピンポイントで表示できるので
管理の方にも簡単に説明する事が出来ました。
バッテリー消費や、位置情報の漏洩などの懸念も無くは無いのですが
そこは使い方次第ですね。
今回に限らず、色々な動植物を紹介する時には
種の同定を誤らないように、これまで以上に注意して
いきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
以下は当初の記事。
未熟で若いうちは渋みがあるそうですが、
ここまで赤く熟せば甘みが出て美味しいらしい。
でも、鳥の多い公園で、ここまで熟しても
まだ残っているという事は、渋いままなのかな?
いや、渋柿でも鳥は食べるはずだしなぁ。
撮影時は、熟すと甘く美味しくなるどころか
食べられるとか名前すら知らなかったので
1粒味見をしてみる発想もありませんでした(^_^;
ちなみに、グミとは「茱萸」と漢字もある大和言葉であり
ドイツ語でゴムを指すお菓子のグミとは関係無いそうです。
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