AF300mmF4G
2015年11月02日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
この、牙剥き出しの凄い形相をしたサルは
先日のエントリの最後で登場したサルです。
こぼれたアイスを舐めていると、
滝周辺の管理の方でしょうか
職員が来て追い払ったのですが、
あまり怖がるでも無く慣れた様子で
すぐ近くの樹上に陣取って落ち着いていました。
おもいっきり威嚇しているかのような
凄い形相のこの写真なんですが
実はあくびしている瞬間なだけだったりしますw
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
少しの間、その時に装着していたサンヨンで
撮影していましたが、どうもまだそこに居座って
くれそうだったのでx1.4のテレコンを追加。
420mmで近くのサルを狙います。
35mm判換算630mmを手持ちで撮影していると
何を優先するかおおいに迷いますね。
特に野鳥や動物のように羽根や体毛などの
解像が重要な場合、手ブレ被写体ブレは大敵です。
ブレ回避にSSは稼ぎたい。
けど、
このレンズの開放は甘いし少しは絞りたい。
ならISOを上げるか?
α55で鳥や動物を撮る場合、解像やディテール等
個人的な許容上限ISO感度は800としているが、
ブレてたらディテールもへったくれもないし。
結局、
だいたいアンダー目でそれぞれの設定値の
落とし所を探りながら、あとは連射で
数打ちゃ当たる作戦です。
ちなみにこの時は1/100 f7.1 ISO800で。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
このサル、なかなか表現というか仕草が豊か。
本当はかわいい仕草なはずがブサイクですねぇw
そもそもオスなのかメスなのか。
この写真の右下、オスの生殖器っぽいけど
年季ははいってなさそうだし、まだ若いのか?
しかし、
若ザルだとしても、その割に歯はボロボロ。
観光地だけに、甘いものを貰ったり拾ったり
奪ったりして、そんなものばかり食べていたら
虫歯になっても仕方ないのかな?
おまけに皮膚炎もあるようで、
顔にはカサブタがアチコチに。
きっと花粉症ももってそう
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
あくびしてたと思ったら、眠かったようです。
ウトウトと居眠りし始めました。
こう見ると老ザル?
よくわかりませんね
野鳥の声はすれど、まだ葉が茂っていて
なかなかその姿は見えないし
滝を少し撮っただけで、物足りない感じでしたが
このサルの登場のおかげで、随分助かりました。
2015年10月31日
Panasonic GX7 OLYMPUS BCL-0980
9月の終わり頃の箕面大滝。
この写真に使ったオリンパスの
フィッシュアイボディキャップレンズは
絞りはf8固定ながら、超広角な9mmの
安価で気軽に入手できる面白いレンズです。
名前の通り、ボディキャップに
おまけにレンズが付いてるという
お遊びのレンズではありますが
なかなか楽しめるレンズです。
と言いながら、
この写真では水の流れを出したくて
SSを欲張ったら盛大に白飛びしていました
絞りはf8固定だからと、それならと思って
拡張ISOで低感度の125にしたら、
かえってダイナミックレンジに影響して
ハイライトが簡単に飛んでしまってました。。。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
同じく箕面大滝。
こちらはサンヨンで一部分を。
300mmで1/10秒を手持ちは厳しいですね。
もう横着が染みついて三脚まで持ち歩けません
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
この箕面大滝、近くのトンネル工事の影響で
地下水脈を切断し、付近の川を枯渇させてしまう
失態で、滝が枯れてしまう事を回避するために
トンネルに湧き出した地下水の排出の為に
ポンプで川に戻しているそうだ。
そのポンプを永久的に運用する必要があり
その電気代が年間3千万かかり続けるとの事
何だかなぁ。。。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
周辺の林道にはミンミンゼミが。
ミンミンゼミは、西日本などでは市街地や
平地には生息せず、このような標高の高い
涼しい森林に分布するようです。
マンガなんかでセミの声と言えば、
ギラギラの夏真っ盛りの場面には
ミンミンゼミの声が定番のような気がしますが
実際には暑さが苦手なんですね。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
滝周辺には高い湿度のために全体を苔で覆われ
垂直な大地と化した木もあります。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
滝をちょこちょこっと撮って
さて次の場所へ移動しようとした時
箕面と言えば、のサルが現れました。
テーブルに観光客の誰かがこぼした
アイスクリームを舐めに来たようです。
もの凄く真剣に舐めていますねぇ。
甘くて高カロリーでご馳走なんでしょうね。
2014年07月29日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
最近、新しく導入したGX7の作例が続いたけど
α55も並行して現役続行です。
以前紹介したハグロトンボ の時は
まだTokinaのサンヨンだったんですねぇ。
AT-X304は軽量コンパクトでフードが
収納式なところも良いレンズでした。
今回は、MINOLTAのサンヨン。
撮影条件も何もかも違いますが
これもなかなか良い写りだと思います。
上の写真は、♂。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
こちらは♀。
体色が派手かどうかでわかります。
もちろん♂が派手。
この写真のように、羽を開き切った瞬間を
写すのは、簡単なようでなかなかタイミングを
取るのが大変です。
割とゆっくりと広げていって、ピークまで
広がった瞬間に全閉します。
どうせなら全開を撮りたいけど欲張ると
全閉が写ってる(^_^;)
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
その全閉状態の写真。
この個体は、何か獲物を食べているようです。
見た感じ、まるでエビのお造りのような質感。
もちろんエビでは無くて昆虫だと思う。
そう言えば、昆虫食ってエビと似てると
言いますよね。
ボクは、イナゴもハチの子も食べた事も
食べたくもないですが(^_^;)
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
上と同じ個体。
咥えたまま飛んで、違う木に移動。
こうして見ると、古くなってもまだまだ
α55もいい感じですねぇ。
GX7で撮ってる時は、これだけ写って
こんなにコンパクトならもうこれでいいんじゃね?
なんて思ったりもしますが、こっちはこっちで
やっぱりいいw
α55も十分に小型軽量機種ですしね。
やっぱり更新ではなく併用ですね。
2014年07月28日
Panasonic GX7 AF300mmF4G+1.4xTeleconverter APOⅡ
今年のブッポウソウも、巣箱の中の雛のために
餌の昆虫を捕まえてはせっせと運んでいます。
この写真は、SONYのAマウントのサンヨンと
1.4倍テレコンを、マウントアダプタを使って装着し
35mm版換算で840mm相当の画角で5コマ/秒連射で撮影。
MFと、絞り値も目分量でしか設定出来ないけど
このようなカメラ固定の待ち伏せ系なら
GX7とサンヨン+x1.4テレコンでも
何とかなる感じですね。
ただ、こんな場面ではもう少し連射コマ数が
欲しくなります。
Panasonic GX7 AF300mmF4G+1.4xTeleconverter APOⅡ
そこで。
カシオのコンデジかよ!
ってツッコミも聞こえて来そうですが
40コマ/秒の超高速連射モードを試してみました。
この超高速連射モードでは、撮影サイズが
S(2272x1520)に固定されてしまい
電子シャッターのみでの撮影になるので
このような動体では像が歪んで写ってしまう
コンニャク現象が起こりがちですが
歪んだ写真は諦めると割り切れば
なかなか面白い機能です。
1枚目のフォーカルプレーン(普通のシャッター)
では、広げた翼の形がイマイチ決まらない
写真しか撮れていなかったけど、8倍の密度で
撮れるこのモードであれば、歪んだ写真は排除しても
形が決まったポーズの瞬間が撮れている確率、
歩留まりも上がる可能性があります。
この写真では、残念ながら構図が失敗してますが(^_^;)
Panasonic GX7 AF300mmF4G
また違ったポイント。
かなり遠い、林立する中の端の樹のてっぺんで
周囲を警備するブッポウソウ。
これは肉眼ではクチバシのオレンジがかすかに見えるだけで
望遠レンズ付けたカメラで確認して初めてブッポウソウが
居ることがわかるくらい遠いです。
GX7+サンヨン(換算600mm)でもこんなに豆粒。
Panasonic GX7 AF300mmF4G+1.4xTeleconverter APOⅡ
GX7+サンヨン+x1.4テレコン(換算840mm)でも
まだこんなに小さい。
光線状態がコロコロ変わっているので
WBは気にしないでください(^_^;)
Panasonic GX7 AF300mmF4G+1.4xTeleconverter APOⅡ
+デジタルズーム2倍
そこで、どれくらい実用になるのか試してみたかった
デジタルズームの2倍(換算1680mm)
感じ方には個人差があるでしょうが、ボクにとっては
これはナシの方向で(^_^;)
これなら、普通に撮った後でトリミングで対応しますね。
Panasonic GX7 AF300mmF4G+1.4xTeleconverter APOⅡ
+デジタルズーム4倍
ははは!
これは笑うしかない(換算3360mm)
懐かしのSANYO Xacti C6の酷い時並みですね(^_^;)
ブッポウソウの写真と言われれば、そんな風に見えるかも
…みたいな(^_^;)
Panasonic GX7 LUMIX G 20mm F1.7 II
結局出なかったヤマセミ待ちの暇つぶしに
ひょっこり出てきてくれた小さなカマキリ。
橋の下を流れる川を背景にポーズを
決めてくれました。
が、やはりこんな時はもう少し寄って撮りたいね。
2014年05月25日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
岡山県吉備中央、いつものエリアに行ってみたら
今年も渡って来ていたブッポウソウ。
この時期は、パートナーを探して営巣の準備です。
この2羽は、まだペアとなれるか見極め中の様子。
付いたり離れたり、呼んでみたり。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
時にはこんなに寄り添う事も。
求愛給餌やラブゲロの様子は観察できなかったので
もう一息なのかな?
この2羽がうまくペアリング出来るといいですね。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
こちらのペアは、この巣箱を見極め中でしょうか。
時々中に入っては出を繰り返し
周辺の様子を伺って、モデルルームを物色中。
これから約3か月の間、この地域で子育てし
十分に体力をつけて、ボルネオなど東南アジアへの
長旅に飛び立ちます。
2014年03月16日
2014年03月11日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
背景を同色のモノトーンにまとめ
圧縮効果も狙ってサンヨンで。
ズームレンズだとどうしても二線ボケになったり
ザワザワとする難しい場面かと思いますが
100mmMacroには及ばないものの
なかなかの滲み方ではないでしょうか。
この梅林のピークは過ぎていたようですが
まだ、つぼみもたくさん残っています。
昨日のエントリでは、春らしいふわっとした写真を
紹介しましたが、今回は、つぼみをテーマに。
SONY α55 SAL100M28
近隣にある別の大きな樹の木洩れ日を
背景に使うため、ほぼ真下から煽っています。
SONY α55 SAL100M28
白い梅もあります。
というか、白い梅の方が多く残っていたかな?
背景をピンクにするためのポジションが
なかなかに難しかった。
ポジションが良くても、花がもう傷んでいたり。
SONY α55 SAL100M28
もう今日には開いてるんでしょうね。
何やら力強さも感じます。
SONY α55 SAL100M28
これは梅では無いように思いますが、何でしょうかね?
この日は風が強くて花撮り泣かせな日でしたが
やはりこの写真もブレちゃっています。
じゃ、載せるなよ とも思うんですが
何か雰囲気が気に入ったのでw
2014年03月10日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
春です!
天気は、春らしく暖かい日と寒い日、お天気と雨の日が
交互にやってきて、気温も徐々に上がっていきます。
SONY α55 SAL100M28
しかし!この日は真冬なみの最高気温6℃!!
しかも!午後からは吹雪いて来ました!!!
なので、早々に撤収。
撮影している時は集中していて寒さを感じないんだけど
ちょっと休憩、と集中力が途切れた途端に現実に引き戻されて
ガクガクブルブルと震えたのでしたw
気分だけでも春の陽気に見えるかな?
2013年11月14日
東京大学大学院農学生命科学研究科 プレスリリース
「今、よみがえりつつある奄美大島の希少種:外来種マングースの防除事業の成果」
によると、
◆奄美大島で行われている外来種フイリマングース(注1)の防除事業により、
島に固有の6種の脊椎動物(アマミノクロウサギ、カエル類3種、ネズミ類2種)の個体数が、
顕著に回復していることが明らかになった。
◆固有種の回復度合いを測る数値目標の算出法を新たに提示し、マングース以外の
外来種(クマネズミ)は増加していないことを確認した。
◆世界自然遺産の候補地である奄美・琉球では、マングースの負の影響を軽減し、
固有種を回復させることに取り組んでいるため、本研究の成果は世界自然遺産への
登録に弾みがつくと期待される。
以上 引用。
詳しくはソース元 東京大学大学院農学生命科学研究科
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2013/20131106-1.html
でご確認下さい。
SONY α55 SAL70300G
マングース駆除の為の罠。
罠に入ったり仕掛けた餌を引くと、バネの力で捕えられるのでしょうが
どのように捕まるのかイマイチ想像が付きません。
何にせよ、マングースには本当に気の毒な話です。
以下、マングースの減少にともない、個体数増加が確認された
6種の動物の中で過去に撮影出来たものを紹介します。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
まずは国の特別天然記念物アマミノクロウサギ
これ、トリミング無しでこの大きさで写る距離での遭遇でしたが
不覚にも、ウサギにピンを合わせられず。。。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
県指定天然記念物のアマミイシカワガエル
Xacti C6
県指定天然記念物のアマミハナサキガエル
鼻孔がマズルの先の方にある事が名前の由来とか。
Canon EOS kiss X3 EF-S55-250mm F4-5.6 IS
こちらも県指定天然記念物のオットンガエル。
先のイシカワガエルやハナサキガエルと比べて、かなり大型です。
ウシガエルとかのイメージですね。
SONY α55 Tokina AT-X304
こちらは国の天然記念物のケナガネズミ。
あと一種、アマミトゲネズミですが、残念ながら今までに
まだ撮影した事も、出会った事すらありません(^_^;
増加しているそうですし、そのうち撮影できるかもしれませんね。
また、これら在来種は増加しているが、外来種のクマネズミは
増加していないそうです。
まぁ、そんなに都合よくいかないでしょ?って気がしますが
希少種の生息数の回復をまずは喜びましょう。
また、こちらも併せてご覧ください。
国立環境研究所
「外来生物マングース防除が、外来種クマネズミではなく在来ネズミ類の回復に寄与したことが明らかに」
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20131106/20131106.html
2013年11月12日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
着陸態勢の飛行機の背景に見える街並みは大阪梅田周辺のビル群。
飛行機の右下には空中庭園のある梅田スカイビルが見えます。
伊丹空港からこんな風に写せるんですね。
望遠レンズならではの、大きな背景の写り方でしょうか。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
やはりこのような被写体は、流し撮りでキメたいところ。
この写真はSSが1/50。
バックのマンションと飛行機が被っていますが、マンションが流れているので
被っている割には主役の飛行機が少し引立ちます。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
こちらは、ボンバルディアのプロペラ機。
さらにSSを落として1/40だとこれ位流れます。
これだけ背景が流れると、バックがボケたように処理されて
主役がより引立ちますね。
(背景が違うし、その背景との距離も違うのですが(^_^; )
が、SSが遅いという事は、主役の被写体もブレやすくなるので
SSと反比例して難易度は上がっていきます。
L-04E
これは番外編。
スマートフォンのカメラで、PCのキーボード上を走る
チョロQ的なミニカーを流し撮りしてみた写真です。
この写真のSSは1/19でした。
もちろんスマホのカメラなのでSSの設定なんか出来ませんよ。
ISOを100に設定して、露出補正を明るめにして
後は数うちゃ当たる作戦です(^_^;
しかし、なかなかどうして、割とイッチョマエの流し撮りに
なってますよね!?
もちろん、一発で撮れたわけじゃ無く、無数に写した中の
良く撮れた1枚ですが、卓上で手軽に楽しめました(^ω^)
2013年11月01日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
離陸の為にタキシング中の航空機。
コンパクトなボディですが夕暮れに映えますね。
J-Airのボンバルディア機でしょうか。
機体番号はJA201J。
奄美からの帰阪は、12時半頃に奄美空港発なので
最終日は、ダイビングはもちろん、ほとんど何も予定を
組む事は出来ません。
ホテルから空港まででも1時間はかかりますし
荷物の発送もありますしね。
そんな早くに出発すると、到着は14時頃なので
帰ってからの予定が無ければ、最終日の物足りなさを
伊丹空港で航空機撮影して補うのも、一つの手ですね。
せっかく空港に居るんだし(^ω^)
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
夕焼けに向かって離陸するプロペラ機。
これもボンバルディアの機体でQ400という、静寂性(quiet)と
快適性を兼ねた機体だそうです。
プロペラが回っている様に撮影する事に気を取られ
SSを1/100で撮影していました。
なので、あまり流し撮りになっていませんね(^_^;
夕焼けと言ってもまだ光量が豊富で、F16まで絞り込んでいるけど
背景をもう少し整理したいところ。
NDフィルタかせめてC-PLフィルタでも欲しいところですね。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
ビシっと整列された作業トラックも映えますね。
鶴のマークが無ければ、空港とは思わないかも(^_^;
結局、14時頃に伊丹着で18時前の暗くなるまで
第2の撮影行をたっぷりと楽しんで帰路についたのでした。
前回の伊丹空港以来、久しぶりの航空機撮影。
なかなか奥が深く楽しいですね(^ω^)
2013年10月06日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
ダブルデート中のリュウキュウベニイトトンボ。
以前、オープンハートでも紹介したイトトンボの連結飛行。
葉の上のペアは、下の個体が腹部が地味なメスらしいメスですが
左のペアの下の個体は、メスなんですがオスの様に腹部が紅色ですね。
個体差なのか、成熟すると紅色になるのか?
先日紹介したアマミイシカワガエルが居た木の近くの
キレイな水では無い小さな池は、この池なんです。
とても渓流の代わりになりそうにないですよね(^_^;
2013年09月30日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
ボクが一眼カメラを導入するキッカケとなったアマミノクロウサギ。
しかし、α55を導入した後、皮肉にもそれ以前のように
このウサギを見つける事は出来ず、その出現数は激減していたが
今回は、Xacti C6の頃にはまだまだ届かないものの
数自体は何頭か出て来てくれました。
前回は、枯葉を夢中で食べていて留まってくれたので
AFでピンが来なくてもMFで拡大合焦する余裕もあったのですが
今回はMFに切り替える間も無く、ジーコジーコAFが迷いまくり
のままでの撮影で、まともに写す事が出来ず( ;∀;)
ピンも解像も甘々ですが、お世辞にも可愛いとは言いがたい
このウサギの、少しだけ可愛いと言えなくもない仕草が撮れた。
…のか?
う~ん、全てにおいて微妙(^_^;
2013年09月24日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
樹の洞から顔を出して覗いているのは、
「日本一美しいカエル」と言われるアマミイシカワガエル。
絶滅危惧種であり、鹿児島県の天然記念物に指定されています。
さらに、沖縄本島と奄美大島にだけ生息するとされていた
イシカワガエルですが、つい2年前の2011年に論文が発表され
沖縄と奄美の個体では遺伝子的に異なる事が判明し
奄美の個体は新種と認定され、アマミイシカワガエルとして
独立したそうです。
ソースはこちら(朝日新聞DIGITAL)
本種は、沖縄種よりも金色の斑紋がさらにキレイだという事なので
まさに「日本一美しいカエル」と言えるでしょう(^ω^)
残念ながら、ボクの写真では前面しか写せず
その日本一美しい斑紋がほとんど紹介できませんが(^_^;
渓流などに生息するはずなんですが、この時はなぜか
森の中の樹の洞に居ました。すぐ下に川がある訳でも無いし
近くに小さな池はあるのですがキレイな水では無かったし。
なかなか謎なカエルですね(^ω^)
2013年09月22日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
加計呂麻と奄美大島を隔てる大島海峡でボートダイビングの移動中に
なにやら船尾に意味あり気な設備のある船が停泊しているのを発見。
その時はダイビングなので、一眼カメラはボートに積んでおらず
スマホと海中用のカメラで撮っておくも、豆粒ほどにしか写せず
「明日もまだ停泊していますように」と祈るばかり(^_^;
ラッキーな事に、翌日もまだ停泊していました。
加計呂麻を離れるフェリー上から、その特徴的なバックショットを
撮影するチャンスがありました。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
こちらは奄美大島に渡ってからの撮影。
意外にも、停泊場所は岸から300mmレンズでギリギリ画角に
収まる距離でした。
この調査船はJAMSTECの深海調査研究船「かいれい」。
最大潜降深度7000mの潜水調査船「かいこう7000Ⅱ」の
支援母船だそうです。
詳しくは「JAMSTEC 深海調査研究船「かいれい」」で。
ローカルニュースでは、奄美でより高精細な海底地形図の測定を
しているような旨のニュースを見かけたので、恐らくその一環でしょうね。
ググってみてもソースが見つからない(^_^;
以前は護衛艦隊が停泊していましたが、海況が悪い時に海峡に
避難して来る大型船も多いそうです。
そんな時は被写体的にはラッキーなんですが、反面、海に潜るには…(;´Д`)
2013年06月19日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
ヤマセミ狙いでよく行くポイントに、なんとスッポンが!
ヤマセミ待ちしていると、岩の上で甲羅干ししているのを発見。
一目でミシシッピやクサガメ、イシガメとは違うとわかりますね。
長い首、独特な甲羅、発達した水掻き。
好きな人には申し訳ないけど、陸ガメの可愛さとは随分違うなぁ(^_^;
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
部分の名称はわかりませんが、尻より後ろの部分の甲羅が
岩に沿って曲がっていて、甲羅の柔らかさがよくわかります。
スッポンは、あまり上陸して甲羅干しをしないそうなんですが
運がよかったんでしょうかね。
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G + 1.4xTeleconverter APOⅡ
なんと1時間後、同じポイントで別の個体も甲羅干ししていました。
こちらは、尻より後ろの甲羅の柔らかい部分が発達していなく
おそらく幼体で、身体もまだまだかなり小さいです。
野生のスッポンはこの時初めて見ました。
お鍋では食べた事はあるんですが、また食べたいとはあまり思いませんね(^_^;
味云々より、やっぱりイメージが(;´Д`)
2013年03月24日
2013年03月14日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
お詫び
この記事をアップした時には、グミと紹介していましたが
グミの実では無いのでは?とのご指摘を頂きました。
公園管理事務所に問い合わせたところ、この実は
サンシュユ(山茱萸)という事がわかりました。
お詫びして訂正させていただきます。
このサンシュユですが、中国、朝鮮半島原産で
江戸時代に生薬として栽培されるようになったそうですが
実(正確には偽果)は渋くて生食には向かないようです。
鳥も食べない程マズいのかな?w
生薬として山茱萸(ヤマグミ)の名前で日本薬局方に収録され
効能としては、強精、不妊、止血、解熱などの作用があるとの事。
漢方としても珍重され、ユンケルにも配合されているようですね。
和名のヤマグミは、漢字がグミの「茱萸」と同じく「山茱萸」なので
そのままの読みですね。
しかし、同じ「茱萸」と付きますが、グミ科とミズキ科なので
近縁では無いんでしょうね?
別名では、春に木一面に黄色い花が咲く事から「ハルコガネバナ」
秋の赤い実を珊瑚に例えて「アキサンゴ」とも呼ばれるとか。
撮影場所はいつもの公園ではありますが、結構広大な公園で
東京ディズニーランドの1.4倍、東京ドーム15個分の広さがあります。
よく聞く例えですが、ボクはどっちにも行った事ないのでピンときませんが(^_^;
とにかく、かなり広い公園なので、この中でたくさん撮影した写真の中の
1本の樹の場所を覚えているかどうかなんて、その日や翌日ならまだしも
何か月も経った後では、思い出すのも大変です。
しかも公園管理事務所に問い合わせるにしても、莫大な種類の樹木がある中
どの辺りに植えられている樹なのかを説明する事も不可能ですよね(^_^;
そこで、今回役だったのがカメラのGPS機能でした。
ボクが使っているα55にはGPS機能が付いているので
撮影地の座標を、その写真に情報として残せる機能があります。
公園内での撮影場所も、地図上にピンポイントで表示できるので
管理の方にも簡単に説明する事が出来ました。
バッテリー消費や、位置情報の漏洩などの懸念も無くは無いのですが
そこは使い方次第ですね。
今回に限らず、色々な動植物を紹介する時には
種の同定を誤らないように、これまで以上に注意して
いきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
以下は当初の記事。
未熟で若いうちは渋みがあるそうですが、
ここまで赤く熟せば甘みが出て美味しいらしい。
でも、鳥の多い公園で、ここまで熟しても
まだ残っているという事は、渋いままなのかな?
いや、渋柿でも鳥は食べるはずだしなぁ。
撮影時は、熟すと甘く美味しくなるどころか
食べられるとか名前すら知らなかったので
1粒味見をしてみる発想もありませんでした(^_^;
ちなみに、グミとは「茱萸」と漢字もある大和言葉であり
ドイツ語でゴムを指すお菓子のグミとは関係無いそうです。
2013年03月12日
SONY α55 MINOLTA AF300mmF4G
この時期、どこででも見られるツグミは亜種ツグミで
この写真のツグミは亜種ハチジョウツグミ。
じゃ、本流の?ツグミってどんなの?と思って調べても
イマイチよくわかりません(^_^;
ま、とにかく普段よく見るツグミは亜種ツグミだそうで
それなら余りにも普通に居るので、それほど気に留める
事はないんですよね。普段は。
しかし、この時はどうも色が違う。
地面をついばみながら移動し、羽の先を落とした
立ち居振る舞いはツグミそのものなんだけど
何か違和感が。
と思って撮って調べてみたら、ハチジョウツグミという、
背は茶褐色で腹の班などが赤みのあるレンガ色をした
ツグミの亜種である事がわかりました。
と言っても、このハチジョウツグミも凄く珍しい訳では無い様子。
ハチジョウツグミはもっと赤班が多く赤みの強い
個体も多いようですが、体色には個体差が大きい。
更には亜種ツグミとの交雑もあり、赤みが少ない個体は
半分だけハチジョウで、揶揄して四畳半と呼ばれる事も
あるそうですね(^_^;
四畳半島といえばスネオの別荘地ですねw
名前の由来は八丈島で捕獲された事からだそうですが
別に八丈島原産と言う訳でなく、シベリアから中国、日本へ
渡って越冬する冬鳥です。
昔はよく食べられていたそうですね。
とても美味しかったそうですが、今では野鳥の捕獲自体が
禁止されています。