G11
2013年11月11日
Canon PowerShot G11
本日、11月11日はチンアナゴの日と、記念日協会から認定されたそうです。
他にもポッキーの日や電池の日など、紹介するのが面倒な程ありますね。
水族館のチンアナゴ水槽のライブカメラが人気だそうで
可愛い顔して小競り合いするのを観察できるのがウケているようです。
写真の様に自然界でも、広い海底の中でこの場所にこれだけの密度で
集まるんですから、水槽の様に密集させても重大なテリトリー問題は
さほど無いのかもしれませんね。
ちなみに、何でチンアナゴの日なのか?
見たまんま、1111 こんな風にチンアナゴが集団で
海底の巣穴から身体を出している様子からです(^ω^)
もっとまともなチンアナゴの写真があればいいんですが
この1枚しか無いんです(^_^;
Cカード(俗称:ダイビングのライセンス)取得の時のものですが
この写真を撮って、もう少し近づこうとしたら一斉に砂の中に
引っ込んでしまって、即次のポイントに移動したので、
残念ながらこの1枚のみとなってしまいました(^_^;
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2013年11月06日
Canon PowerShot G11
枝サンゴの中でチョコマカと移動して、なかなかちゃんと
撮らせてくれないヨゴレダルマハゼ。
頭部や顔にヒゲのようなトゲトゲがたくさん有るのが特徴です。
写真では大きく感じますが、体長は2㎝程度。
前に紹介したキイロサンゴハゼもそうですが、枝状の中の魚に
AFで合焦させるのは、周辺の枝や奥にピンが持って行かれて
なかなか苦労させられます。
何度やっても被写体にピンが行かず、じゃMFで、と言っても
これまた何度やってもコンデジでMFは無理があるので
結局、諦める事も多いです(^_^;
しかし酷い名前を付けられたもんですねぇ。
「ヨゴレ」の付かない「ダルマハゼ」という魚も居るんです。
実はこの写真、ヨゴレと紹介していますが、ダルマハゼと
ハッキリと区別がつかずにいます(^_^;
調べても本や図鑑によって区別の仕方が違ってたり。
ヨゴレが付くか付かないか、どっちなんでしょう?
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2013年11月04日
2013年10月30日
Canon PowerShot G11
このエントリのタイトル、何の事かわからない方も
いらっしゃるかと思います。
お察しの通り、このカニのような生物がオルトマンワラエビ
というエビの仲間で、カニではないんですねぇ。
以前は、ムギワラエビと呼ばれていたらしいのですが
ムギワラエビは他の種が居たそうで(^_^;
身体の部分は小指の爪の半分程度だったでしょうか。
小さい身体に長い脚がたくさん。
以前紹介した、ザトウムシの海中版みたいですねw
(00:00)
2013年10月09日
2013年10月04日
2013年10月02日
Canon PowerShot G11
巣穴から大きな目とずんぐりとした愛嬌のある顔を
のぞかせているのは、ジョーフィッシュ。
ファニーな顔の割に、細かく鋭い歯が並んでいるのがわかりますね。
繁殖のシーズンだと、口の中いっぱいに卵を咥えて
保護しているので有名ですが、残念ながら今回はシーズンオフ(^_^;
通常、マウスブルーダーは口内保育中はハッチアウトするまで
絶食で頑張る種類も多いのですが、このジョーフィッシュは
巣穴の下に卵を置いたり咥えたりを繰り返すそうです。
そして、この写真でもわかるように、サービス精神たっぷり。
こんなに近寄らせてくれました。
どれくらいかと言うと…
Canon PowerShot G11
触れます(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)
これ、どういう行動なんでしょうね?
上手く触ると、気持ちよさそうに身体を巣穴から出してきます。
クリーニングみたいな気分なのかな?
これらの写真は、もちろん自然の海底で、水族館の触れ合い広場でも
水槽の飼育魚でも無いですよ(^_^;
しかし、このジョーフィッシュ、ボクがいつも参考にしている
山渓の日本の海水魚という2420種もの魚類を収録した図鑑に
収録されていないんですよね。
こんな有名な魚なのに何でだ!?
ボクが見落としてるのだけかな(^_^;
(00:00)
2013年09月28日
2013年09月26日
Canon PowerShot G11
空きビンの住処の入り口で逆さになっている
黄色のかわいいハゼはイレズミミジンベニハゼ。
後の地味で大きく背後霊のような魚は何でしょうか?(^_^;
同居している風なので悪いヤツでは無さそうですw
魚撮りには定番のミジンベニハゼと空き瓶。
空き瓶が有るからミジンが着くのか、ミジンを着かせたくて
空き瓶を置くのか(^_^;
今回は、ミジンはミジンでもイレズミミジンベニハゼ。
黄色いだけでなく、顔の周辺に刺青のような文様が入ってます。
この時は、瓶の奥の方に隠れてしまったり
入り口に来たと思えば、流れてきた餌につい反応して
超スピードなブーメランのような動きで食餌したりで
なかなか上手く撮るのに苦労しました。
刺青がわかる写真が撮れてめでたしめでたし(^ω^)
追記
地味な背後霊のような同居魚ですが、他の方のブログで
同じようなシチュエーションでミジンとクロイシモチが同居している
写真が紹介されているのを見つけました。
恐らく、この背後霊もクロイシモチかと思われます!
(00:00)
2013年09月23日
Canon PowerShot G11
群れで中層にゆったりと浮遊するツバメウオ。
本来はもっと大きな群れになる事が多いこの種ですが
この時は5匹程度でした。写真では1匹離脱(^_^;
通常狙う被写体はマクロ系とも呼ばれるほど、数cm程度の
小さな生物たちですが、ツバメウオはボクの顔よりデカい30cm超級。
すごく大きいんですね、これが。
これで、スカっと海が抜けててくれるとよかったんですが
やはり夏は台風シーズン。ポイント的にも海峡の湾なので
外洋に面するポイントのような抜けを期待してはいけないのかな(^_^;
それでも、近寄っても全く動じない威風堂々としたツバメウオ、
しっかり堪能できました!
Canon PowerShot G11
やっぱりツバメ 100ミリ寄っても 大丈夫ヽ(゚∀゚)/
(00:00)
2013年09月21日
2013年03月09日
Canon PowerShot G11
凸凹な身体がまるでアルプス山脈のような事から
その名前もユキヤマウミウシ、、、かと思いきや
こちらは、パイナップルウミウシのようです。
このパイナップルウミウシの透明感や綺麗な黄色を
引き立てる為に、ハイキーでホンワリとソフトに撮りました。
…と、言いたい所ですが、実はこの時、少し深い場所で
別の被写体をしこたま粘って撮っていて、既にdecoが
出ている上に、エア残圧もガイドさんとの取り決めより
消費してる状態で、浅場に移動中に見つけたので
出会い頭的に数枚しか撮る余裕が無かったんですよね(^_^;
もっとスクーバに慣れていたら、エア消費と残圧と
減圧のペースなんかがわかってきて、焦らなくてもいいのか
もう少し余裕をもって撮ってもよかったのかがわかるかな?
このパイナップルウミウシ、以前のピカチュウウミウシの
エントリ最後の追記で書いたウミウシのように
パイナップルの匂いでもするんでしょうかね?(^^
(00:00)
2012年12月20日
Canon PowerShot G11
イボハタゴイソギンチャクの下に潜り込もうとしているのは
アカホシカニダマシ。
カニダマシ?
変な名前ですよねw
姿はカニそっくりなんですが、分類上はヤドカリの仲間なんです。
と言うことはタラバガニとも仲間になるんですかね。
タラバはカニの後に「ダマシ」とか「モドキ」は付かないんですねぇ。
ズルい。が、美味いから許すw
このアカホシカニダマシ、その名前の通り赤い斑点がキレイなんですが
この個体は、体表に薄っすらとコケをまとっていて、
イマイチ美しくないですね(^_^;
Canon PowerShot G11
分類上、カニでは無い事がわかるのがこの写真。
8本脚のカニより一対少ない事がわかります。
更にこの個体は右のハサミが欠損してますね(^_^;
捕食行動をしていなかったので、写真には写せなかったんですが
餌を獲る方法がなかなか面白いんです。
顔の前に畳んでいる小さい腕のような部分にウチワの骨というか
ジュディーオングのヒラヒラというか、スター錦野のビロビロというか(^_^;
そんな網を持っていて、それで流れてきたプランクトンを
捕獲して食べるようです。
いつもお世話になっているringoさんも最近のエントリで
カニでは無いカニ似のエビを紹介されていました。
生存作戦上、他の生物に似せた者もいれば、
本人達は別にそのつもりは無いのに、人間が勝手に
似てるからって、「~ダマシ」「~モドキ」とネーミングされた
かわいそうな動物たちもいるんですよね(^_^;
このアカホシカニダマシは後者でしょうかね。
この写真、ちゃっかりイソギンチャクモエビも写りこんでますねw
(00:00)
2012年12月09日
Canon PowerShot G11
長~くてヒョロ~っとたなびくムチカラマツに
よく張り付いて生息しているガラスハゼ。
真ん中に居るのがわかるでしょうか?
以前に紹介した、イロワケガラスハゼやスケロクウミタケハゼと
同じように、透き通った身体を持ったハゼの仲間です。
このガラスハゼが付くムチカラマツは、何メートルもの長さで
たなびいていて、撮影時にどこにも身体を安定させる事が
出来ないので、ピント合わせはなかなかに難しいんです。
この時は、水面を向いた仰向けになりながらのショット。
左側に写った水面に登っていく気泡が、良いアクセントに
なったように思います。
こういうシチュエーションでは中性浮力をリアルタイムに
調整出来ない素潜りでは、ちょっと撮る自信はありませんね(^_^;
(00:00)
2012年11月27日
2012年11月13日
Canon PowerShot G11
昨日のエントリで紹介したカサゴと同じように
テーブルサンゴの張り出しや、岩や根のオーバーハングの
下を覗いて見ると、よくエビの仲間も見つける事が出来ます。
この時に見つけたのは、頭部から背中にかけてのモヒカンと
脚はモサモサに毛深く、派手なモザイク柄の身体をもつ
フシウデサンゴモエビ。だと思います。
オーバーハングを覗き込んでいるので、下からの
アングルしか取れず、身体全体が見えないのが残念。
こういう場所を好む生物も多いのですが、どうしても
陰になっているので、ライトが無いと探すのも困難なうえ
見つけても、暗くてAFが効かない事が多いんですよね。
カメラのターゲットライト兼用の小型のライトを導入して
こういう場所を狙いやすくなりました。
(00:00)
2012年11月12日
2012年10月24日
Canon PowerShot G11
前にも紹介したオトヒメウミウシですが、このネオンサインのような
鮮やかな色彩がブルーバックに映えますね。
しかしまぁどうしてこんなに派手派手なんでしょうね。
一般論としては、その模様が生存に有利であったから
進化の過程でその模様の生物が生き残ってきた。
とかでしょうか。
しかし、目立ち過ぎて、とても何かに擬装できそうな気がしませんよね。
この模様が出来るメカニズムが、数式で現されるとしたら
ちょっとビックリしますよね。
しかも、今から半世紀以上も前に、数学者アラン・チューリングによって
模様を決める数式=反応拡散方程式が導き出されていたそうです。
当時は科学的に証明されていなかったようですが、現代では
シミュレーションによって、バク、パンダ、ホルスタイン、シマウマ等
白と黒の模様を形成するパラメータもわかっているそうです。
現代の学者によってこの数式の有用性が証明された訳ですね。
もちろん、すべての動物の模様にはあてはまらないのでしょうけど
そのうち、全ての模様の法則が数式として解読されていくのでしょうかね。
そう考えると、最近、NASAの科学者が、
「私達は未来のプログラマーによって作り出された仮想現実に生きていると証明する」
と、意気込んでいるそうですが、こんなありがちなSF空想話も
あながち、おとぎ話の中の話だけでは無いのかもしれませんねw
全くオトヒメウミウシとはかけ離れてしまいましたね(^_^;
(00:00)