Reflex500
2013年03月17日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
航空自衛隊の戦術輸送機C-130H。
米ロッキード社製の大ベストセラー機で長年世界中で運用されている。
重鈍な見た目には似合わず、高い短距離離着陸性能を持ち
艦載機では無い為、カタパルトもワイヤーも使用不可にもかかわらず
空母への離着艦を容易にやってのけたそうです。
機体番号073が黒煙を渦巻かせながら着陸態勢に。
後ろにも他の航空機が続いていますが、飛行機の着陸が
こんなに混み合ってて大丈夫なのでしょうか?(^_^;
この写真ではSSが早いままだったので、
プロペラが止まって写ってしまいましたね。
なんかこの写真、ジブリアニメに出て来そうなシルエットですね。
SONY α55 SAL70300G
しばらく後に、もう1機降りて来ました。機体番号は086。
今度はプロペラが回るようにSSを落としてトライ。
着陸時にタイヤが接地するともうもうと煙が出ます。
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
この写真は先の073のタイヤ接地時のもの。
タイヤ間の白煙の中に薄っすらと火花が見えますね。
このC-130は悪条件下の戦地でも離着陸出来るように
ランディングギヤは高い剛性を持っているそうですが
これだけ火花や煙が出るって事は、タイヤ自体の消耗は
それなりに激しそうですよね。
もちろん、ジャンボ等の旅客機の着陸も同じように
接地時に白煙が上がりますし、火花が出る事もありますよ。
SONY α55 SAL70300G
この086には後方胴体上面に電波航法のロランCアンテナがあり
通称タオルバーと呼ばれているとか。
ギリギリ確認出来ますね。
他には今問題になっているオスプレイや、最近沖縄に来た
A10などもズングリしているけど美しい、ブサカッコイイとでも
言うんでしょうかね。
特に軍ヲタな訳では無いんですが、機会があればそれらも
撮影してみたいですね。
(00:00)
2013年02月22日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
頭部にピンと立った冠を持ったタゲリ。
ケリであれば、刈取り後の田んぼや畑で割とよく見かけますが
このタゲリはなかなか会えた事がありません。
特徴のある換羽を持ち、背中と翼上面は金属のような光沢があり
光線によって虹色に輝き、一見してこの種だとわかります。
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
ユーラシア大陸に広く分布し、日本には越冬の為に渡って来て
このような水田や干潟を好み、ミミズや昆虫を食べているようです。
この500Refレンズは、このようにバックがゴチャゴチャとした
場面では、後ボケがザワついてちょっと苦手ですね。
(00:00)
2012年11月29日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
都市公園に暮らすカワセミのいいところは、人への警戒心が低く
結構近寄らせてくれる事でしょうか。
鳥撮りの都合だけでの話ですが(^_^;
つい最近もNHKの番組で取り上げられてましたね。
この写真の使用レンズであるReflex500F8というミラーレンズも、
サンヨンを導入してから出番が減ってしまった感じですが、
その理由としては、やはりF8という暗さ、良くも悪くもリングボケの
癖の強さでしょうかね。
良い面ももちろんあって、500mmなのに圧倒的に軽量かつ
コンパクトであり、しかもαではミラーレンズ唯一のAFが効くところ
また、理論的には色収差が出ないところでしょうか。
更にはα55以降のモデルではモーターが強化されたようで
そのAF速度の向上で再び脚光をあびたレンズのようです。
手持ちで500mm、フィルター径82mmの大口径のリングが
AF時には強力なモーターでギュンギュン回るので、
ブレとの戦いでもありますね。
このレンズには三脚座が無く、やはり手持ちがメインかと。
もちろん、カメラボディの三脚穴で使用する事は出来ますよ。
F8固定の暗さでも昼の順光など、潤沢な光に恵まれれば
なかなかどうして、かなり満足させてくれる写りだと思います。
時に邪魔になるリングボケも、写真のような場面では
全く出現せず、問題無く使えますね。
他の写真では出る時には盛大に出てキモいんですけどね(^_^;
全くの余談ですが、α55ボディのファインダーから内蔵ストロボ
(普通の一眼レフのペンタ部)を横から見ると、カワセミの
横顔に似ていると思いませんか?w
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2011年12月29日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
知能が高い事でも有名なカラスですが、なるほどと思う事がありました。
カラスが輪ゴムを咥えているのがわかると思います。
黒猫が歩いているのを追いかけながら、ネコの尻尾を狙ってこの輪ゴムを
引っ掛けようと何度も何度も輪投げのように遊んでいました。
ネコは「いい加減にしろ!!」という風に、あまりにもカラスが接近し過ぎた時には
写真のように振り返って威嚇しますが、本気で攻撃しているようでもありません。
カラスもその時はちょっと距離を取りますが、すぐに再開するのです。
カラスはテリトリー意識が強いのですが、輪ゴムを何度も咥えて尻尾に
引っ掛けようとする様子から、テリトリー防衛の攻撃をしている訳では
無いように思えます。
他の動物をからかって遊んでいるのなら、なかなかの知能ですよね。
写真はレフ500なので、いつもながら背景のリングボケが凄まじいですねw
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2011年07月08日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
初夏から秋にかけて日本に渡り、パートナーを見つけて子育てをするブッポウソウ。
本来は、キツツキの仲間やムササビなどの古巣を好んで使う事が多いそうですが
電柱や橋脚、建物の隙間など、人工物にも営巣する事も多い事から
巣箱を設置して、絶滅危惧種に指定されているブッポウソウの繁殖を試みる
保護活動が各地で行われており、それぞれ増殖に成功しているようで
これは野生動物保護の数少ない成功例だそうです。
写りこんだ立派なお屋敷や電線などでわかるとおり、この地のブッポウソウは
保護活動実施の人里と密接に関わって暮らしているのがわかると思います。
SONY α55 Tokina AT-X304
これは、鳥飼いの人にはおなじみの、いわゆる「ラブゲロ」
なんとなく、艶っぽいというか色っぽいですねぇ。
人間におきかえて考えてみると「オェ~!」ですがw
こうやって、絆を深め子育てをして、冬が来る前には
またはるか遠い南の島に渡って行くんですね。
今までは、何処に渡り越冬しているのか不明だったそうですが
つい最近、ジオロケータという小型軽量のロガーを装着して調査した結果、
広島で繁殖した固体が3800Kmも離れたボルネオ島北部に渡って
越冬している事が山階鳥類研究所(千葉県)の調査で判明したそうです。
ソース(ブッポウソウ、ボルネオで越冬 山階研が解明)
海底油田の利権をめぐってインドネシアとマレーシアが火花を散らす
ボルネオ島、ブッポウソウに火の粉がふりかからないといいのですが。
ちなみに、ボクの写真ではブッポウソウの身体が緑っぽく写ってますが
太陽光を受ければもっと青く見えます。
なかなか天気に恵まれず、ボクの機材にはキビシイ時期です(;´Д`)
(01:00)
2011年01月27日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
一心不乱に種子をついばみ続けているのはウソです。
いや、ホントですw ウソという名前の鳥です。
嘘のような名前のウソは、嘘のような由来でウソと名付けられました。
澄んだ鳴き声が人の口笛と似ている事から、口笛を吹くという意味の
古語の「うそ吹き」からきているそうです。
春先になると、梅や桃、桜では特にソメイヨシノの芽を好むようで
群れで寄ってたかって芽や蕾を食い荒らすので、害鳥扱いに
される事もあるようです。
ぐにょ~ん
こちらの事など全く意に介さず、かなり長時間こんな状態だったようですが
さらに撮影を辞めて車で横を通り過ぎても尚食べ続けていましたw
これほど悪食だと、こりゃ確かに害鳥扱いされてもしかたないかも…
(01:00)
2011年01月24日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
樹液を舐めている、このカワイイまん丸な小動物は何でしょう?
リス?ヤマネ?モモンガ?まさかハムスター?
引っ張ってもしょうがないので、とっととこの小動物の正体を明かしましょう。
エナガです。
立派な鳥ですw
ボクはこの写真だけ見せられても、これが何なのか、まさか
鳥だという事さえわからないかもしれませんw
真横から見たらこんな感じ。
小さな身体に尻尾が長く、薄いブドウ色をしたかわいらしい鳥ですね。
よくシジュウカラ等と混ざって群れで移動しています。
本来は、昆虫やクモ等を主食としていますが樹液や果実も好むようです。
小さな身体なだけに身軽に幹や枝を縦横無尽に移動しまくりなので
撮影するには、被写体ブレとの戦いです。
枝等を走るように移動する様子は少しコゲラに似ているように感じます。
落ち着くのを待っていると、あっという間に群れごと違う樹に移動して
行ってしまうので、素早く撮影してしまう事が大切ですねw
写真のように何かを見つけて食べている時がチャンスです。
(01:00)
2011年01月23日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
カワセミなど獲物を丸呑みしてしまう肉食の鳥は、消化出来なかった
骨や甲羅、ウロコ等を塊にして後でまとめて吐き出します。
この塊を、ペリットと言います。
普通に使うペレットという言葉と発音の違いだけで意味は同じでしょうかね。
この動作、犬や猫を飼っている人には想像がつきやすいかと思います。
お腹に溜まった毛玉を吐き出すアレとよく似ています。
ペリット吐き戻しは2回見ただけですが、カワセミも吐く前は嘴を何度も開け
えづくような動作を繰り返すので、ペリット来ました!ってすぐにわかります。
えづきがピークに達すると、まるでピッコロ大魔王が卵を産む時のように
一気にオエッっと白い楕円球のような塊を吐き出します。
この写真は、またもや日が傾いた時間のうえ日陰なので、SSを稼ぐために
ISOを3200まで上げているので写りは良くないですねぇ。
ボヤキばっかりじゃなく、改心の1枚を紹介できるよう精進ですなぁw
(01:00)
2011年01月21日
SONY α55 SAL70300G
ヤマセミを探しに、少し山深い渓谷沿い中心に、日が昇る前の
早朝から探索に出掛けましたが、お目当てには辿り着けず
僅かに残った雪面に残された野性動物の足跡でも撮ってみた。
つもりですが、でもこれネコかな(^_^;
結局、何の収穫もないまま、泣く泣く公園へ移動。
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
雌ならかなり頻繁に出てくるジョウビタキの雄です。
ボクは雄になかなか出会うことがありませんでしたが
ようやく近距離から撮影する事が出来ました。
レフレックスレンズは汚い2線ボケと独特なリングボケ
が出てしまうので、背景が難しいんですよね。
これでも、うっとうしく無いものを選んだんですが少し出てますねぇ。
(01:00)
2011年01月17日
2011年01月12日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
成人式に振袖の襟飾りで着飾っている娘さんのようなシジュウカラ。
この写真ではモノトーンで地味に見えますが、本当はもう少しお洒落に
ワンポイントの渋めの色づかいがあるんです。
こんな感じ。
襟足の辺りに鶯色の様な緑がかった渋い色が入っています。
しかし、正面からは黒いネクタイ姿の男の人のようにも見えます。
こんな感じ。
ネクタイの様な黒い模様がお腹まで続いています。
このお尻の下に樹洞があって、この時は出入りしていたのですが
後日行って確かめてみても、営巣はされていませんでした。
ほぼ真上に開口しているので、雨が溜まるでしょうし
巣には向きませんね(^_^;
一年中全国各地で見られるのですが、俳句や短歌などでは
夏の季語としてよく登場するようです。
小林一茶や松尾芭蕉、正岡子規なども詠んでいます。
「むずかしやどれが四十雀五十雀」これは一茶の詠んだ句ですが
とても偉人が詠んだとは、ボクには力不足で良さが理解できません。
しかし、やはりそこには深い何かがあるのでしょうね(^_^;)
ちなみに、シジュウカラとゴジュウカラ、同じカラ類かと思いきや
科の違う別の仲間なんですよね。図鑑で見ても似てもいないw
まだ実際にゴジュウカラは見ていないので、是非とも撮影して
一茶の句をなるほどね~♪ とガッテンしたいもんですw
(01:00)
2011年01月10日
2011年01月09日
2011年01月08日
2011年01月07日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
以前の「初レンズで初ルリ」というエントリと同じ公園、同じレンズで
同じくルリビタキの雄を撮影するチャンスがありました!
今回は、人馴れしている固体なのか、かなり近距離から撮影でき
時には、このレンズの最短撮影距離の4mよりも接近してきて
合焦しない事さえありました。
こんな時は、SAL70300Gにレンズを交換したいところですが、
もちろん、こんなチャンスに対峙して悠長にレンズ交換する勇気は無し。
かと言って、こちらが下がって4mを稼ぎたくとも、動けば逃げられる…
と、動く勇気も無し。
ただただ動きを追いながらフレーミングし続け合焦合図である
AFポイントが緑色に変わるのを待つのみでしたw
手前味噌ながら前回よりもキレイに撮れたと思います。
(01:00)
2011年01月05日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
逆光や空バックで鳥が黒く潰れている時にはメジロか?と思うくらい
小さいこの鳥は、マヒワです。
漢字では真鶸と書きますが、鰯のように「弱」が文字に入りますねぇ。
小さく弱いイメージなのでしょうか。
上手い具合に森バックの背景が暗い位置に移動してくれたので
キレイな黄色い身体を撮影する事が出来ました。
ハンノキや杉、ヒノキなどの松かさ状の球果にクチバシを差し込んで
種子を取り出して食べたり、地上に落ちた草の種子や穀物も食べるようです。
撮影時は、ハンノキの仲間のオオバヤシャブシの種子を一生懸命についばんでいました。
大陸から渡ってくる冬鳥で、群れで行動することが多く、集団で1本の木に
飛来して種子をついばむ事が多いそうですが、この時はペアでしょうか?
2羽でついたり離れたりしながら、食べいていました。
種子の食べカスはポイっと吐き出します。
タイミングを計って、何ショットも狙ってやっと吐き出した食べカスも写せました!
何故かこんなつまらない事でも、ついムキになって狙ってしまいますw
この写真はISO1600なんですが、ちょっとノイズが目立ちますねぇ。
それと、昨日のエントリのカケスでもブレで歩留まりが悪かったのですが
ハッと思って、設定を見てみたら、先日の天体撮影時に手振れ補正を
オフにしてそのままでした(;´Д`)
何か設定したら、撮影後は戻す事を徹底しないといけませんね。
しかし、手振れ補正オフと、ノイズと被写体ブレに関しては関係無いと思うので
まだまだ精進あるのみですなぁ(^_^;
(01:00)
2011年01月04日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
国宝にも指定されている、340年も前に創立された日本最古の庶民学校跡は
秋には色とりどりの各種紅葉で大変賑わうようですが、野鳥も来るそうなので
実家からは30分程度の距離ということもありブラっと行って来ました。
カラスの仲間、カケスです。
全国的な留鳥なのですが、はじめて見ました。
ピョンピョンとジャンプするように移動する様子がカラスとよく似ています。
大きさは奄美で見るルリカケスより一回り小さいですね。
ヒヨドリを一回り大きくした感じでしょうか。
ってわかり辛いかw
何を咥えてるのでしょうか?
ミミズのような長い動物性の物を食餌中のようですねぇ。
カケスは雑食性で昆虫や木の実、時には他の鳥の巣を襲撃して
卵や雛まで食べてしまうプレデターであるそうです。
またその反面、どんぐり等を落ち葉の下に貯蔵する習性があり、その一部から
芽が出て生長し、種子分散に役立ち森林を成長させる役割を担う
ファーマーでもあるようです。
羽の青い斑や、青白い虹彩がキレイで特徴的ですねぇ。
もう少しピントがバッチリに撮れればよかったですね。
ちょっと残念です(;´Д`)
(01:00)
2011年01月02日
SONY α55 MINOLTA Reflex500 F8
先日「メジロと偽色」のエントリで書いたように、庭の木の枝にミカンを
刺しておくと、案の定ヒヨドリが目ざとく見つけて食べに来ました。
今冬はまだメジロが来ているのは確認できていませんねぇ。
窓の正面、5m程度の距離にある木にセットしたので、撮影にはバッチリ。
ラフ過ぎなければ、窓を開けても逃げませんね。ズ太いと言うか何と言うかw
おかげで、温々と家の中からかなりの至近距離で撮影できました。
しかし、フィールドでの撮影では、今現在の個人的な考えとしては
餌付けをあまり「ヨシ」とは考えていません。
じゃ、庭ならいいのかと矛盾するんですがね(^_^;
そんなにストイックな考えでも無いのですが、やはり対象の動物を発見した時の
喜びも撮影の楽しさのうちに入っている気がします。
マナー的な部分としても、パン屑を大量に撒いて撮影する等は
過激な撮り鉄や、撮影禁止の神社仏閣での撮影等と同様
写真愛好家の首を絞める行為になるように思います。
どの趣味の分野でも、一部の人達のゆき過ぎた行為によって
制限、禁止事項で規制されてしまうのはよくある事ですが
何事も大切なのは節度ですかねぇ。
(01:00)